ル・トーア東亜美容専門学校(藤井静児理事長、藤井妙子校長)は3月11日、大阪・大阪ビジネスパーク円形ホールで『LeTOA Collection 2015 卒業制作発表会』を開催。1年生による10minutes winding、2年生のステージパフォーマンスによるCompetitionとStill-work Competitionが行なわれた。
10minutes windingは通常20分で巻くオールパーパスを10分間で巻くというステージで、学内選考された学生が真剣に取り組み9分47秒で全員が巻き終えた。
藤井理事長は「達成感と充実感、あるいはわき上がってくる自分でも形容しがたい複雑な気持ちにもみくちゃになっている。そんな気持ちの中から、このステージでしか掴めない大切な何かを一人ひとりが掴んでいてくれれば嬉しい。出来るか出来ないかではなく、やるかやらないか。そんな思いを教えられる」と感想を述べる。
また2年生のステージを前にして「社会では今までに比べられない厳しさが待っている。しかしどんな試練でも当校で学んできたスキルと、みずから育ててきた“美容師になりたい”“お客さまに喜んでもらいたい”という強い思いを持って乗り越え、自分の足で歩いていってくれることを確信している」との言葉を贈った。
Competitionは、12チームによる予選で選ばれた5チームが決勝のファイナルステージでパフォーマンスを披露し、吉田愛海さんがディレクターを務めたチーム『beldad』がグランプリに輝いた。
またStill-work Competitionは、私作・クレオパトラをイメージしカールを中心としたヘアを創作した植囿茉依子さんがグランプリを獲得。その後、Professional Stageが繰り広げられ、学生はじめ観客を魅了した。
表彰式終了後、藤井校長は2年生に対して「“今日というこの日に凄いことをした。自分を表現した”ということを忘れずに、これからの厳しい社会に旅立ってほしい。並大抵なことではプロフェッショナルにはなれない。奢ることなく卒業生として思いっきり皆さんに甘やかされて思いっきりしたいことをやって、その元気を持って美容業界に飛び出していって欲しい」と言葉を贈った。
翌日12日には、大阪・いずみホールで『卒業式』が執り行なわれ2年生は社会へと羽ばたいていった。