学校法人京理学園 京都理容美容専修学校(三田清栄理事長兼校長)は5月7日、同校で平成30年3月10日に逝去した笹倉博之前理事長の『偲ぶ会』を執り行なった。
献花に続いて黙祷が捧げられた後、来賓を代表して川内光夫同窓会会長、原口潔治同窓会副会長より弔辞が述べられた。
三田理事長より、故笹倉前理事長の学校への思い、奥さんへの思い、信念、エピソードなどが語られ、「今日こうやって皆さまに笹倉先生の一面をお話させていただいたが、理容・美容でがんばってきた人間がいたということを覚えていただき、ぜひ今後も何かあれば話の中、思い出の中に笹倉先生をおいてほしい」とあいさつ。最後に故笹倉前理事長の軌跡が映像で放映され、生前を偲んだ。
故笹倉博之前理事長は、昭和4年9月京都市出身。理容師免許取得後、昭和30年同校理容科教員に就任。夜間部主任、理容科主任、教務科主任を経て、平成2年に学校長に就任。平成18年6月から学校法人京理学園理事長に就き、半世紀余の長きにわたり理美容業界ならびに教育現場で活躍し多くの理・美容師を業界に輩出した。
平成元年厚生労働大臣表彰、平成14年勲六等単光旭日章、平成18年文部科学大臣章を受章した。