5月14日から16日までの3日間、東京ビッグサイト(国際展示場)で開催された『ビューティーワールドジャパン』(主催:メッセフランクフルトジャパン株式会社)。
第21回目となった今回、過去最大の出展面積で行なわれ、16カ国・地域から602社・団体(国内:506、海外:96)が出展。そのうち新規出展者は121社を数えた。
【来場者数】<併催の東京ネイルフォーラムと合同の数>
5月14日(月)(晴れ) 29,177名(27,553名)
5月15日(火)(晴れ) 27,209名(26,111名)
5月16日(水)(晴れ) 19,887名(19,370名)
合計76,273名(73,034名)
※( ) 内は2017年の来場者数
東4-6ホールでは『コスメティック』『スパ&ウェルネス』『ダイエット&ヘルス』『アイラッシュ』『ビジネスサポート』『アカデミック』『小売・店販』『ナチュラル&オーガニック』『ビューティサプリメント』の出展製品・サービスごとに計9つのゾーンにわかれており、来場者から「目的の商材が探しやすい」「技術力アップのためのヒントがたくさんあった」と好評。出展者からも「質の高い来場者が集まるビジネス直結型の見本市」であるだけでなく、「海外来場者とのビジネスにつながるアジア地域のキーイベント」という高い評価を受けたそうで、まさに日本最大の国際総合ビューティ見本市としての存在感を確立していた。
東7ホールは『コスメティックゾーン』と『美容機器ゾーン』、韓国・台湾・中国パビリオンで構成された『プラチナホール』を展開。余裕をもった展示空間に商談を重視する出展者が配置されていた。出展者からは「来場者は全てオーナーレベルなので、スムーズな商談ができた」、来場者からは「製品に関する説明がじっくり受けられたので、導入のアイデアが明確にできた」などの声が寄せられたという。また同ホール内ビジネスラウンジには、初めて日・中・韓・英の通訳サービスやビジネスマッチングサービスを導入し、国際的なビジネス創出にも貢献していた。
東8ホールに展開された『クリエイティブヘア』には、ヘア商材、備品、サービスや情報を提供する51社が出展。多くの来場者を呼び寄せ、ヘア分野のさらなる拡大を予感させる結果となった。
商談を重視した『プラチナホール』
ヘアステージセミナーも充実した『クリエイティブヘア』
また『プラチナホール』では、最新トレンドや情報を発信するメインステージセミナーが行なわれた。人気講師の森柾秀美氏(Esthetic MORIMASA 学院長)や宇治原一成氏(ANGELIQUE S.A.R.L.代表取締役)のほか、初登場の田中裕規氏(ナチュラルラボ代表取締役)、長嶋まさこ氏(まごころ総合美容代表取締役社長)、須長しのぶ氏(FROM-ST 代表取締役)などのセミナーも満席となり、最新の情報や知識を得ようとする多くの来場者が熱心に耳を傾けた。
さらに『クリエイティブヘア』内では、ヘアアレンジメント術・サロン運営術・売上アップ術など多彩なテーマが発信されるヘアステージセミナーが開催された。
昨年も大好評だった新井唯夫氏(FÉERIE代表)による「Up Styling2018 Be Conscious」では、幻想的な演出に客席数をはるかに超える数の聴講者が見入っていた。
また西森友弥氏(MR.BROTHERS CUT CLUB代表)、川上昌博氏(BARBER SHOP APACHE代表)と本見本市の特別コラボレーション企画『The Barberella in Japan presented by BROSH』が日本で初めて開催され、5名の選ばれた女性理容師がカット技術を競った。その結果、初代の栄冠はKULTURE(宮城・仙台市)のbooさんの頭上に輝いた。
その他、専用ルームで行なわれた有料ゼミや、恒例の出展者プレゼンテーションや業界団体セミナー、ビジネスセミナーも、連日開催前から長蛇の列ができるほどの賑わいだった。
なお、次回の『ビューティーワールドジャパン』は、2019年5月13日(月)-15日(水)に東京ビッグサイト西1・2・3・4 ホールにて開催される。
見本市公式ウェブサイト:www.beautyworldjapan.com
見本市公式フェイスブックページ:https://www.facebook.com/BeautyworldJapan1/
姉妹見本市
『ビューティーワールドジャパンウエスト』
2018年10月15日(月)-17日(水) インテックス大阪
『ビューティーワールドジャパン福岡』
2019年2月4日(月)-5日(火) 福岡国際センター