美容十二章会『第416回月例会』で、吉澤富子講師が浴衣のヘアと着付けを披露

 美容十二章会(川田温子会長)は613日、東京・代々木の美容会館6Fで第416回となる『月例会』を開催した。

 

 先に武田浩講師が、ロングとミディアムの2スタイルをカット。サロンでは作業手順の関係でカットも手早く仕上げた方が、他の施術との兼ね合いがスムーズになり作業効率は良くなる。そこで初めは収まりの良いロングスタイルをカット。何度も切らず一度で毛先が内側に収まるカットテクニックを披露した。

 次は毛先を外ハネにして動きを出したミドルスタイル。パネルをおさえる指の方向で外ハネにして、スライスの取り方で重さを調節していた。「しっかり丁寧に切る箇所と、時間をかけずに切る箇所といったように区別すると、効率が良くなります」とのアドバイスがあった。

 

 続く吉澤富子講師は、浴衣のヘアと着付けを披露した。浴衣のまとめ髪は、フロントからサイドへ片編み込みを引き出したら、緩めのツイストにした髪も引き出し、ダウンスタイルのフワッと柔らかいまとめ髪に仕上げた。

 そして着付けでは若い人の羽を大きくした帯結びと、年齢を問わず大きめに結べる帯結びを自作の7重ゴムのかり紐を使って結んだ。他にも、汗をかいた足元の裾さばきが良くなり、歩きやすくなるように、プリーツスカートを使うなどアイディアいっぱいの着付けとなった。