NPO法人日本ネイリスト協会(JNA/滝川晃一理事長)は6月20日、東京・千代田区のザ・キャピタル東急で『第13回(平成30年度)通常総会』を開催した。
はじめに滝川理事長は「サービス産業同様にネイル業界も人手不足等厳しい状況だが、若年層を含めネイルからおしゃれを楽しむ女性は増加している。女性へのアプローチが容易な美容業界でもネイルで単価アップにつなげているサロンも多い。また、アジア諸国から日本の技術導入にあたり、技能検定を受けたい(すでに台湾では実施)とする要望が強く、これらの対応を含めネイル産業のさらなる発展につながれば幸い」とあいさつした。
続いて理事長指名により久米健市議長、菅野益也副議長を選任後、出席状況の報告により総会成立が告げられ議案審議となった。一号議案・平成29年度事業報告承認の件、二号議案・同決算報告および監査報告承認の件、三号議案・平成30年度事業計画承認の件、四号議案・同予算案承認の件、五号議案・定款変更の件の全議案とも全会一致で承認可決された。
なお三号議案の事業計画では、同協会がこれまで続けてきた取り組みをさらに強化し、国内においては、日本社会でのネイルサービスのさらなる浸透を図り、海外に向けては「JNA国際ネイリスト技能検定」による高水準なネイル技術システムの普及を推進する。同協会主催のイベント「アジアネイルフェスティバル・イン大阪」「東京ネイルエキスポ」では、統一テーマ「ネイルJAPAN~ネイルケアで世界イチ”指先の美しい国“へ」を掲げ、その活動を象徴的に発信するとしている。