サスーンとのスクールシップ提携23年目を迎えた京都理容美容専修学校(三田清栄校長)は創立記念日の9月10日、マーク ヘイズ氏(サスーン インターナショナル クリエイティブダイレクター)、石井曜子氏(サスーン スクールシップ グローバルコーディネーター)を招聘し、京理103周年記念イベントの一環としてSASSOONのコラボレーション企画『SASSOONスペシャルイベント』を開催した。
大切な9月10日みんなで学校を考える、学校の創立を考えるということで昨年から9月10日に京理103周年記念イベントを催しているが、今年はマーク氏、石井氏が来校日と重なったことから実現。三田校長は「サスーンカットコンテストには第1回から参加し、今年は8名が出場し2名が入賞した。全員一生懸命がんばったが、全国1位を目指して来年も取り組んでいく。今日のセミナーでは、さまざまなことを学び、感じてほしい」とあうさつした。
セミナーに移ると、マーク氏はカットについて、テクニック、創造性、似合い性を合わせることが重要として細やかに解説。「技術も重要だがお客さまが気にいらなければ何にもならない。そのためにはお客さまとのコミュニケーション、心の疎通が大切。似合い性はお客さまの人生そのもの。見た目だけでなく内側、その人自身を出してあげることが重要」と述べた。
また技術を終えると「人間関係をつくり、どのようにしてお客さまの心を掴むかも需要」と、平凡なスタイリストとスーパースタイリストの違いをパワーポイントを使いながら解説し、セミナーは終了となった。