ハイレベルな戦いに
日本弱酸性美容協会(山﨑光信理事長)は「第39回ベル・ジュバンスワインディングコンテスト」・「第33回ベル・ジュバンスカット&ブローコンテスト」の全国決勝大会、「第1回まとめ髪コンテスト」、および「第19回支部ヘアショー」(岩手・富山・長野支部)を9月4日、東京・高田馬場のアリミノホールで開催した。
ワインディング部門は、アリエールの部とポンパドールの部が行なわれた。カット&ブロー部門は全選手が同じ条件で行なうため、ウイッグは当日支給される。テーマは“タウンスタイル”。テクニック、モード性、ウイッグとヘアスタイルのマッチング性を競い合った。まとめ髪部門は“パーティーヘア”をテーマに、髪本来の美しさを活かしたオリジナルデザインで優勝を目指した。
コンテスト終了後は、支部ヘアショーが行なわれた。岩手支部のテーマは「イートハーブの女性たち 昨日・今日・明日」。富山支部は「えん(縁、宴、炎、艶……)」がテーマ。長野支部はベル・ジュバンス100年をテーマに展開し最後に、平成が終わっても山﨑伊久江理論を未来につなげていきたいとメッセージした。
〈岩手支部〉
〈富山支部〉
〈長野支部〉
表彰式で山﨑光信大会委員長は「年々レベルが上がっている。とくにアリエールは甲乙つけがたかった。ポンパドールは多少上手とそうでないものの差があった。カット&ブローはえり足処理をポイントに採点したが、年々レベルが高くなっている。まとめ髪は素晴らしかったが、出場者が11人と少なかったのが残念。何でもできるオールラウンドな美容師になってほしい」と総評した。
コンテスト各部門の上位入賞者は次のとおり。( )内は支部名
〈カット&ブローコンテスト〉
優勝:広野雄哉(中部)
準優勝:佐藤優里香(東京)
第3位:大野誓也(新潟)
ジャーナル賞
「コワフュール・ド・パリ・ジャポン賞」・「美容ニュース賞」:佐藤優里香(東京)
「週刊美容賞」・「女性モード社賞」青柳秀哉(東京):「百日草賞」広野雄哉(中部)
「理美容教育出版賞」:新井英男(神奈川)
「理美容流通新聞社賞」:佐々木郁子(東京)
〈まとめ髪コンテスト〉
優勝:中野志保(東京)
準優勝:木暮真奈美(群馬)
第3位:大津梨紗(東京)
〈ワインディングコンテスト〉
「アリエールの部」優勝:長谷川奈未(東京)
準優勝:中井瑛菜(東京)
第3位:廣瀬眞紀(東京)
「ポンパドールの部」優勝:宍戸梨雪(東京)
準優勝:沖本みな実(中部)
第3位:豊島瑞希(東京)