NPO法人日本ネイリスト協会(JNA/瀧川晃一理事長)では年2回、最新のネイルトレンドを発信している。
これはJNAメンバーに各界で活躍する有識者を迎えて構成されたJNAトレンドプロジェクトチームが、世界的なファッションの潮流を捉え、最新のネイルトレンドのテーマを設定。JNAトレンドデザイナーたちがテーマに基づいてトレンド作品を創造しているが、この度、2019年春・夏のネイルトレンドが届いた。
JNA 2019 S/S NAIL TREND
『硝子』
限りなくクリアで繊細。
光の反射によってさまざまな表情を魅せる、造形美。
硝子ほど美しく、ひかりの魔術のあるものはない。
さまざまな硝子が創り上げる創造を超えた新たなトレンドを指先で表現。
不思議な奥行きのあるビー玉。
幾何学的な文様を彫り込む江戸切子や
自然に溶け込む色合いを取り入れた琉球ガラスは、日本が誇る硝子工芸。
柔らかく透き通る翡翠のシノワカラーや、砂漠に包まれた街に映えるピンクは、
エキゾチックで神秘的。
指先に“硝子”をまとうと、
硝子以外の質感では叶えられない、品格と個性が輝きだし、
光の反射によって、新たな美しさを放ち始める。
写真提供:NPO法人日本ネイリスト協会
『硝子』を表現する4つのスタイル
<春>
モロッコキャンディ
ビビッドでクリアな質感。
パステル調のソフトマットな質感。
風と共にさばくの砂が舞うモロッコを彷彿とさせる
色合いが女性の指先をエキゾチックに演出。
シノワ ミルキージェイド
乳白色で柔らかいグリーンは
壮大な自然の中から生まれた奇跡。
オパールガラスや翡翠の上質感が
真の品格を指先に生み出す。
<夏>
切子ブルー
日本が誇る、
江戸切子のような鮮やかでクリアなブルー。
光の反射によってクリア感が増し、
涼し気な繊細な印象に。
琉球パステル
メタル調×パステル系の融合。
太陽、海、緑をイメージさせる
色とりどりのカラーとメタルの組み合わせでトレンド感がプラス。
写真提供:NPO法人日本ネイリスト協会
[NPO法人日本ネイリスト協会トレンドプロジェクト]
プロジェクト長
木下美穂里(クリエイティブディレクター)
プロジェクトメンバー
水野義夫、金子実由喜、北村智恵、松浦正広、伊藤朋子、池谷真理子
外部有識者
山田五郎(美術評論家/コラムニスト)
SAKURA(モデル/ビューティジャーナリスト)
麻生 綾(ビューティ・ディレクター/美容編集者)
村上千砂(マーケティング・プランナー/エディター)
菅野沙織(日本輸入化粧品協会[CIAJ]理事長、レブロン株式会社代表取締役社長)
作品制作:TREND DESIGNER Team Japan 2019
※JNA認定講師、約3000名の総選挙にて選出された協会を代表するトレンドデザイナーチーム
岩井智栄、冨田絹代、黒崎えり子、井筒貴子、国松美恵、鯨岡百合香、なかやまちえこ、野尻早苗、出井由美、有東秀峰