全国理容連合会「第175回評議員会・臨時総会」

全国理容連合会「第175回評議員会・臨時総会」開く

 

全国理容連合会「第175回評議員会・臨時総会」

全国理容生活衛生同業組合連合会(大森利夫理事長)は、全国理容競技大会前日の10月7日、熊本・グランメッセ熊本コンベンションホールで「世界をリードする日本の理容」をスローガンに第175回評議員会・臨時総会を開催した。

評議員会議は佐藤功常務理事の進行で開始され、冒頭大森理事長は、「本年9月に行なわれたOMC世界理美容機構会議において、2021ヘアワールド・世界理美容技術選手権大会の日本開催が決定した」と発表。同時に翌日パリで行なわれた同世界大会において「日本は金メダル7個獲得した」と報告した。

引続き議長に山本賢司理事、副議長に三住武理事を選任し、はじめに議長から評議員定数108に対し、出席者102、委任状3を含めた出席105で定足数に達している旨が報告された後、直ちに議案審議に入った。

議案第1号・平成30年度上半期事業報告に関する件(事前配付書面)として、総合新興対策関係(総務・教育・文化広報・事業・組織・共催)の事業経過概況について大森理事長が提案理由を説明。その中で本年度は①ますます増える訪日外国人へのインバウンド対応事業としてICTを活用した外国人利用者の選択の利便を図り、営業に積極的につなげる②レディスシェービング、レディスパーマの普及推進により女性集客率をさらに高める③少子高齢化時代に対応する訪問福祉理容の推進。これらはアベノミクス3本の矢にたとえバーバーミクス3本の柱と位置付け、営業力のアップと業界活性化につなげていきたい」と述べた。

その後議案第1号について審議・採決が行なわれ、同議案は可決承認された。引続き同議案は総会に上程され、可決承認をもって評議員会・臨時総会は終了した。

なお、評議員会・臨時総会に先立って平成30年度各種表彰が行なわれた。

<厚生労働省医薬・生活衛生局長表彰(敬称略)>
山本 豊(山口県理容組合常任理事)ほか14名。

<全理連理事長表彰>
喜田芳弘(奈良県理容組合常任理事)ほか75名(職員・教育関係含む)

<2018年理容業界振興論文入賞者表彰>
最優秀賞/池田正男(滋賀県)テーマ:組織で取り組む訪問理容
優秀賞/小笠原吉富(宮城県)テーマ:レディスヘアの技術の習得と集客方法を考える
優秀賞/小野寺 真(宮城県)テーマ:感動させるシャンプーで若者が来る
優秀賞/原田朝代(兵庫県)テーマ:亡き夫の店を息子と共に生きる
                 ~めざすは、サロンと訪問理容の発展~