ブライダルの装い協会(横田勢津子会長)は10月30日、東京・新宿の京王プラザホテル・エミネンスホールで『第36回横田富佐子杯ブライダルコンテスト』を開催した。ゲスト審査員はACQUAの小村順子氏。
美容師の手による清楚で上品なブライドづくりを基本コンセプトに、伝統と品格を守りながらも、時代にあわせた新たなデザインやコンセプトを提案する、美しいブライドづくりを追求するコンテスト。例年6月の開催であったが、今年は初めて秋開催となった。日程等により出場選手数に影響したかもしれない。ただ選手の半数近くが男性技術者、そして多くの美容専門学生が観覧に来ていたこともあり、これからの進化・発展も匂わせていた。
横田会長は冒頭、関係各位、そして来場者へ謝辞を述べると、今年のテーマ『LUCE(ルーチェ)』にも触れ、「光を意味するイタリア語ですが、いろいろな捉え方があり、私の中では“月の光”をイメージしました。また皆さまの中にキラキラ光る輝き、ということもあるかと思います。技術者それぞれの感性で、いろいろなルーチェ、光を作り上げていただければ」と期待を込めてあいさつした。
今回は従来の形式を変え、競技エリアをホール中央、アリーナに設置。さらにテーマに準えて“光”の演出も考えられた会場となっており、出場選手たちも30分という時間の中で光り輝くブライドを生み出していた。
競技終了後の華やかなモデルウォーキングに次いで、2018 Winner’s Collectionが行なわれ、それぞれの感性で表現された“LUCE”が来場者を魅了した。出演者は、秋田谷英千(株式会社ユニーク)、石川 薫(YOKOTA/mani CREARE)、加藤留美(東京文化ブライダル専門学校)、汐中幸子(CARDIA)、設楽小夜子(国際文化理容美容専門学校)、杉原奈緒美(国際文化理容美容専門学校)、早川友基(国際文化理容美容専門学校)、柳生恭成(DELIGHT)。
横田敏一理事長は最後のあいさつで関係各位への謝辞と、「独身であれば、ブライダルコンテストは疑似体験になりますが、その中でもグランプリのモデルさんはこれだけ輝いているのはすごいこと」と述べ、次回(第37回)は2019年5月14日(火)に開催することを発表し終了となった。
結果は以下のとおり。
グランプリ・東京都職業能力開発協会会長賞:丸山俊也(東京)
準グランプリ:内田喜郎(東京)
プラチナ:岡本敦史(東京)
ゴールド:横山さおり(東京)
シルバー:吉野千春(東京)
ブロンズ:丸山卓也(神奈川)
小村順子賞:丸山俊也(東京)
敢闘賞:大谷 侑(東京)、金井 茜(東京)、佐野圭祐(東京)
ジャーナル賞:荒木理緒(東京)、内田喜郎(東京)、岡本敦史(東京)、金井 茜(東京)、木村友哉(東京)、佐野圭祐(東京)、濱田有加(神奈川)、平方美紀(東京)、平田あゆみ(埼玉)、藤井仁美(東京)、丸山卓也(神奈川)、横山さおり(東京)