2019年BA東京新年会「サロンの繁栄こそが業界の発展」

東京都美容生活衛生同業組合(BA東京/金内光信理事長)は、1月15、東京・渋谷セルリアンタワー東急ホテルで、約600名が出席するなか新年会を開催した。

はじめに金内理事長は、「新天皇の即位、新元号、参議院選挙そして消費増税など多くの国事が予定され、忙しい1年となる」とした後、業界事情に触れ「オーバーストア現象、ダンピング合戦が続くとますます業界は厳しくなる。これを乗り越えるには生産性の向上と労働環境の整備が不可欠。また、(無届の外国人サロンを含め)違法に美容行為をする店の取締りができず危険な状態にある。これらは消費者の安心・安全を損なう可能性があるので行政に強く働きかけていきたい。オリンピック、パラリンピックも来年に迫っているが、サロンの繁栄無くして業界の発展はない。健全で豊かな美容業界・美容組合を目指していきたい」とあいさつした。

次いで来賓を代表し、全日本美容業生活衛生同業組合連合会・井眞人理事長は「2021年にはOMC世界理美容技術選手権大会が日本で開催されることが決まった。業界のさらなる発展に貢献できる行事として期待したい」とあいさつ。この後、片山さつき衆議院議員、山田美紀衆議院議員、そして小池百合子東京都知事も姿を見せ「インバウンド対応も含め、日本の美容を世界にアピールして欲しい」と祝辞を述べた。引続き柿本榮三氏のあいさつ、さらに業界関連団体代表が登壇するなか、日本理容美容教育センター谷本穎昭理事長の発声で乾杯が行なわれ、新春の宴へとつないだ。