神奈川県美容生活衛生同業組合(澤飯廣英理事長)は、2月12日、神奈川・ホテル横浜ガーデンで、関係商社・業界ジャーナルとの懇談会を行なった。
少子高齢化、人口減少、後継者不足、美容師不足など美容業界を取り巻く環境が厳しい中、組織強化に関する提案や業界の現状と組合のあり方等に対する意見交換がなされた。この中で時間を割いて話し合われたのは、組合の事業活動を通しての加盟促進策がなかなか実を結ばず、メリットを問われてしまうケースなどで、これらに対する打開策を模索していること。それでも組合は行政に対し、業界代表の窓口として、サロンへの支援策や業界の方向性を踏まえ折衝しなければならないが、これも会員数の減少で難しい面も多々ある。ともあれ現行の組合事業を継続して進めながら、その中でも組合としての強みである「共済事業を充実」させることが、重要ではないかとの意見があった。これを組合員メリットの一つとして増員につながることを期待したい。