ル・トーア東亜美容専門学校（藤井妙子校長、藤井静児理事長）は3月10日、大阪市・中央区の大阪ビジネスパーク円形ホールで卒業制作発表会『Le TOA COLLECTION 2019』を開催した。
オープニングは1年生による10minutes winding。9分48秒で全員が巻き終え、来場者から大きな拍手でその努力が賞賛された。藤井理事長は「大切なことは巻いた時間ではなく、みずから掲げた課題をクリアするために努力を積んだそのプロセス。ここに本当の価値がある。一生懸命に努力をした人間にしか得られない、大きな糧をその手に掴んだに違いない。この学校の伝統が引き継がれたことを確信した」と述べた。
続いて行なわれたCompetitionはヘアメイク、構成、台本、音楽、衣装、演出すべてを学生みずから考えて作り上げたステージ。予選を勝ち抜いた5チームがそれぞれのテーマのもと、個性的なパフォーマンスを繰り広げた。
最後に藤井妙子校長は「何も分からなかった学生が、髪の毛を動かすことができ、そして人に感謝することを覚えた。美容界に巣立っていく覚悟は充分にできている。美容業界をもっと豊かにしてくれる学生たちだと、自信をもって美容業界に送り出したい」と結んだ。
なおホワイエでは卒業制作スチール[Still-work Competition]の最終審査に進んだ作品も展示されていた。
各グランプリは以下のとおり。
【Competition】
グランプリ:Legénde[テーマ：Time transcendent（時の超越者）／ディレクター:櫛野玲奈]
【Still-work Competition】
グランプリ：板脇奈美[テーマ：アルビノ]
