5月13~15日の3日間、東京ビッグサイトで開催された、第22回となる『ビューティーワールド ジャパン』。「コスメティックゾーン」と「美容機器ゾーン」で構成される「プラチナエリア」は、商談を重視する出展者を配置。アトリウムと西1ホールの一部で展開し、エステティックサロンオーナーを中心とした多くのVIP来場者が動員された。
さらにサロン導入可能なヘア商材、備品、サービスや情報を提供する出展者で構成される「クリエイティブヘア」は西4ホールに設置され、理美容サロンを中心とした多くのサロンオーナーが詰めかけており、熱心な商談姿が目に映った。
他ホールで展開された「コスメティック」「スパ&ウェルネス」「ダイエット&ヘルス」「ビューティサプリメント」「アイラッシュ」「ビジネスサポート」「アカデミック」「小売・店販」の出展製品・サービスごとの8ゾーンでも、来場者から「目的の商材が探しやすい」「自分の技術力アップのためのヒントがたくさんあった」と好評。とくにアイラッシュゾーンでは多くの来場者で溢れかえり、市場の高さとその熱量が窺えた。
また出展者からは「使用ホールの変更で来場動員への影響を心配したが、相変わらずの集客力に驚いている。かえって来場者の質が高まったと思う」「海外からの来場者がかなり増えた。ビジネス拡大の可能性が高くなった」といったコメントが寄せられたという。
各種セミナーも東京ビッグサイト内の会議棟へ移動しての開催。展示ホールから離れたことでセミナーに集中できる環境を聴講者に提供できる結果となっていた。
最新技術から経営まで網羅された「エステティックステージ」は、3日間で計11本のプログラム。森柾秀美氏(Esthetic MORIMASA学院長)、宇治原一成氏(ビューティコンサルタント)をはじめ、本年福岡開催で初登場したエリカ・アンギャル氏(栄養コンサルタント)、今回初登場の尹 生花(インセイカ)氏(日本ホリスティックメディカルビューティ協会 理事長)などによるセミナーは軒並み満席。最新の情報や知識を得ようとする多くの来場者が熱心に耳を傾けていた。
さらに、参加人数が限定され、講師の間近で技術やノウハウが習得できる「ゼミ」(有料)は、5月13日には今回初めて「インバウンドゼミ」と題して、数々のインバウンド事業を成功に導いてきた高橋由彦氏(オーエス取締役)が登壇。サロンが中国人顧客のニーズに沿った商品やサービスを提供し、売り上げアップを図る実践的なノウハウが伝授された。
5月14日・15日には宇治原一成氏(ビューティコンサルタント)による「宇治原ゼミ」、森柾秀美氏(Esthetic MORIMASA学院長)によるプレミアム企画「森柾ゼミ」を実施。3日間にわたって実施された5本のゼミは、大変な賑わいを見せた。
その他、恒例の出展者プレゼンテーションや業界団体セミナー、ビジネスセミナーも、連日開催前から長蛇の列。また昨年の同見本市で日本初開催を果たし好評を博した、女性理容師による選手権『The Barberella in Japan presented by BROSH』が、Julian氏(MR.BROTHERS CUT CLUB 原宿本店 店長)、川上昌博氏(BARBER SHOP APACHE代表)との特別コラボレーション企画として再び開催され、選ばれた5名の女性理容師によりカット技術が競い合われた。
次回『ビューティーワールド ジャパン』は、2020年4月20日(月)-22日(水)に東京ビッグサイト西1・2・3・4ホール+アトリウムにて開催される。
『ビューティーワールド ジャパン』 最新情報
見本市公式ウェブサイト:www.beautyworldjapan.com
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姉妹見本市
『ビューティーワールド ジャパン ウエスト』
2019年10月7日(月)-9日(水) インテックス大阪 3・4・5号館+6号館B
『ビューティーワールド ジャパン 福岡』
2020年2月3日(月)-4日(火) 福岡国際センター