全理連が2020ニューヘア「Leap」を発表。テーマは「スポーティで躍動感のある最旬ヘアスタイル」

2020年ニューヘア「Leap」。女性だけではなく男性にも応用が利くアクティブなデザインが特長

7月3日、東京・高田馬場の中央理容美容専門学校において、全理連が2020年に向けた女性用ニューヘア、「Leap」を発表した。「Leap」とは「飛躍する」「跳ねる」「躍動する」という意味の英語で、そのネーミングには来年のオリンピック・パラリンピックに対する期待と「スポーティで躍動感のある最旬ヘアスタイル」というテーマが込められている。

発表会ではまず飛田英雄全理連教育委員長があいさつ。「今回のプロジェクトの目的は、スポーティなヘアスタイルをつくることだけではなく、お客さまの悩みを共有できる接客力も身につけること。そのノウハウが詰まっている『Leap』を学べば、自ずと営業力も高まるはず」と語った。その後、白川丈晴全理連中央講師会幹事長と大森利夫全理連理事長、河合靖臣全国理容中央学園校長らが登壇。それぞれが今後の業界における「Leap」の存在意義やその重要性について述べた。

続いて行なわれたヘアスタイルの解説では、「Leap」の対象が20代から40代の若々しい女性であること、中でも「アスレジャー(=アスリート+レジャー)ファッション」に関心を寄せる女性がターゲットであると紹介。躍動感のある動きやハネ感のある毛流れが最大の特長で、それでいて女性らしさも感じさせるため、実際のスポーツシーンで美しく見える、という。

またそれだけアクティブなデザインにもなっているため、女性だけではなく男性にも応用が利く。「今後ますますビューティ&ヘルシーなライフスタイルを志向する今の日本人にうってつけ」というのが設定委員会の主張だ。「Leap」には、一過性のブームにはとどまらない魅力があるということだろう。

前列にいるのが設定委員のメンバー。左から田中一隆、白川丈晴、飛田英雄、荒木美智子、小関潤一、江川真一(敬称略。加藤吉弥氏は不在)