DHK協同組合ゼミで子供と保護者とのコミュニケーション術

 DHK協同組合(能登谷組合長)は、dhk東京ヘアモードアカデミーが9月16日にダンスイベント「チャレンジフェスタ」を開催するにあたり、ダンススクールのインストラクターのMASA aka KROWさんをdhkチャレンジフェスタアドバイザーとして招き、『子供とその保護者との、集客のためのコミュニケーション術』と題した協同組合ゼミを7月17日に行なった。

MASAさんはダンススクールインストラクターを勤めながら、レイヤーとしても活躍中で、HIPHOPやKRUMP(クランパー)として、ライブやTV、CM等で活躍している現役のダンサーである。

まず「KRUMP」というダンスについて実際の映像を見ながら説明。それによると、犯罪発生率も高く情勢不安定で過酷な状況の中で生きる若者たちが、ドラッグやギャングの道から遠ざけ、犯罪に手を染めることなく、厳しい環境を生き抜くための手段として生み出された踊りだそうだ。特徴はエナジーで、何かを感じながら即興で踊るスタイルだという。

現在、幼児から成人まで教えているそうだが、人間性に関わるダンスで内気な子どもが「KRUMP」に向いているらしい。

そしてMASAさんは「そもそもダンスとは、世間的にもあまり良いイメ-ジがないが、義務教育の中でダンスが必須科目となった。その中で、ただ踊るだけではなくコミュニケーション力が必要だったり、スポ-ツとエンターテイメント性が混じり、個性や魅力も引き出すことができる」と述べる。

そうして子どもに指導するときも、大人に対する接し方で行なっているそうで、ルールに縛ることがなく、個性を引き出せるようハンドシェイクで肌と肌の触れ合いを行ない、目線を合せて集中力を変える指導を行なっていると話した。

最後に、ダンスイベントを開催するにあたり、アドバイスや細かな注意点もあり終了となった。

(通信 原田圭亮)