中野製薬（中野耕太郎社長）は、9月18日、京都・中京区の京都ホテルオークラで「創立60周年感謝の集い」を開催した。
式典では、中野社長が同社の歴史を語るとともに「謙虚に将来の夢や理想を語り合える社員を育てていきたい。そうした人材こそが弊社の宝だと確信している。また、こうして60周年を迎えられたのも、これを支えてくれたサロン、代理店はじめ多くのお得意先に感謝申し上げる。今後も共に歩み、皆様に喜ばれるメーカーになっていきたい」とあいさつした後「本年末をもって社長を退任し会長就任する」とし、後任社長には長男中野孝哉氏が就任すると発表した。
次いで登壇した中野孝哉新社長は「身が引き締まる思いだ。微力ながら会社のかじ取りを担い、これからの美容業界・化粧品業界に貢献していくことが使命だと考えている」と決意を述べた。
式典終了後には江口泰広氏（学習院女子大学名誉教授）による「選ばれる企業～他業界から学ぶ未来～」をテーマに記念講演。さらに記念祝賀の宴へとつなぎ60周年を祝った。
