日本美容専門学校「特別授業」で一流演奏家の音楽を楽しむ

 日本美容専門学校(阿部博人校長)は10月1日、東京・港区のサントリーホールで特別授業「パイプオルガンとヴァイオリンの響き」を開催した。特別授業とは同校が授業の一環として年に1度行なっているもので、クラシック音楽や世界の芸術を鑑賞して学生たちの感性を高める機会となっている。学生たちは芸術鑑賞に相応しくおしゃれな服装に身を包み、パイプオルガンのフレデリク・リヴォールさん、ヴァイオリンのノエ・乾さん、ソプラノのコロンえりかさん(ゲスト奏者)によるJ.S.バッハやヘンデルなどのクラシック音楽を鑑賞した。普段あまり演奏を聴くことのないパイプオルガン演奏では、トッカータとフーガや、映画「スターウォーズ」などの迫力ある演奏に、観客は魅了された。

また開演前、熊木徹副校長はあいさつに立ち「学生の皆さんは、今日から後期が始まる。この特別授業は、後期スタートの授業。美容師には美容の技術と知識を使って、世の中の人を美しく、心豊かにしていく役割がある。プロフェッショナルの音楽の世界も、美の実践者という共通の部分がある。演奏を聴いてさまざまなことを学び、自分の引き出しを増やしてほしい。この特別授業が、みなさんの引き出しを拡げる機会になれば幸いである」と述べた。