タカラベルモント/エステシモは、エステシモ プレミアムサロン会「HOLISTIC CREATION 2019」を10月29日、東京・日本橋の三井ホールで開催した。
同社理美容事業部の岩瀧正之副事業部長は「タカラベルモントは2021年に創立100周年を迎える。エステシモは次のステージをどう作るのか、数年前から考えてきた。その答えが、ヘッドスパからフェイシャルスパに業域を拡大した“ギアスパ”。今年の大きなテーマはそのステージを設けること。今日は、最新の情報を明確に伝えたい」とあいさつした。
2003年に「ヘッドスパ」を提唱して以来16年。今年、人のもつ素材美を追究してヘッドスパとフェイシャルスパを融合した進化形『GEAR SPA(ギアスパ)』を開発した。これにより、ホリスティックビューティ(全身の繋がりあった健康美)を叶えられるという。9月には、その進化形フェイシャルスパ「PLEACERT〈プレサート〉」を発売した。ラインナップは土台ケアのメリオル クレンズ(クレンジング)、エナフル ローション(化粧水)、エナフル コンク(美容クリーム)と美容液のギアセラ。女性の多くが血流低下で、肌のターンオーバーに必要なエネルギーが不足しているため、今回は、そのエネルギーに着目し開発した。顔と頭の皮膚や筋肉、血管はつながっていることから肌にエネルギーをいきわたらせ、顔と頭皮共通の表情筋を顔と頭皮一体で引き上げて輝きに満ちたエネルギー感あふれる“誇れる肌”に導くという。
その後、VTRでエステシモビジネスプロモーションを行なった。今後、サロン顧客の高齢化が深刻化し、2030年には40歳以上がサロンの主要客層となるとして、顧客のロイヤルカスタマー育成を進める。サロンが永続的に収益を上げるためには、40歳以上のお客さまを固定化し、来店頻度や年間購入額を上げることが重要。そのためには、顧客のロイヤルカスタマー育成が重要なカギとなるとして、美と健康全般の知識・技術向上、さらにその他の領域まで幅を拡げホリスティックビューティストとしてお客さまと向き合える人財育成をしていく。
次に、ロイヤルカスタマー比率の高い3サロンの取り組みを発表。エステシモ エデュケーション プログラムの紹介した。
休憩をはさみ、同社化粧品研究開発部の萬成哲也学術博士が、開発での実験結果やメカニズムを解説した。
また、『髪や肌を美しく保つ根本ケア〝血流美容〟』と題したスペシャルセミナーも行なわれた。講師は、金沢医科大学の赤澤純代准教授(医学博士)が務めた。