東京都美容生活衛生同業組合(BA東京/金内光信理事長)は、1月21日、東京・渋谷セルリアンタワー東急ホテルで、約600名が出席するなか新年会を開催した。
はじめに金内理事長は、「昨年は新天皇の即位、新元号、参議院選挙そして消費増税など多くの国事が行なわれ今年は令和最初の新年会」とした後「オーバーストア現象、低料金競争が続くとますます業界は厳しくなる。これを乗り越えるには付加価値を付けた料金アップに向けた努力が不可欠だ。また、オリンピック、パラリンピックも迫っているが、選手村開設サロンへのボランティア希望者が600名を超え、世界のアスリートたちに日本の技術の高さを知ってもらうチャンスとなる。これらを踏まえながら健全で豊かな美容業界・美容組合を目指していきたい」とあいさつした。
次いで来賓を代表し、小池百合子東京都知事は「日本の素晴らしい技術を世界にアピールして欲しい」。全日本美容業生活衛生同業組合連合会・井眞人理事長は「今年のオリンピックもさりながら2021年にはOMC世界理美容技術選手権大会が日本で開催される。業界のさらなる発展に貢献できる行事として各方面からの協力をお願いしたい」とあいさつ。この後、太田昭宏、山田美紀、丸川珠代の各衆議院議員、竹谷とし子参議院議員らが祝辞を述べた。引続き業界関連団体代表が登壇するなか、日本ヘアカラー協会柿本榮三設立発起人の発声で乾杯が行なわれ、新春の宴へとつないだ。