株式会社ミルボン(佐藤龍二社長)は1月28日、東京・千代田区の帝国ホテル東京で代理店向け『2020年度 政策発表会』を開催。最初に佐藤社長は、市場環境と今年の基本方針について述べた。同社は、生産性向上を目指して、昨年、これまでの業界視点から本質的な社会・顧客視点へ転換した中長期ビジョン「LIFE TIME BEAUTY INNOVATION for NEXT100」を提案し活動。そこに今年から事業活動を通じてSDGsへの貢献を取り入れて、市場政策を推進する。社会視点では、少子高齢化からサロンを取り巻く環境は近隣消費の傾向が強まり小商圏化すると見て、エリアマーケティング、エリアコミュニティを重要視。また、顧客視点では、消費者発想から生活者発想へ、外面的発想から自己実現発想へ、2つの発想転換から生み出される新たな可能性に取り組み、ヘアからスキンまでの新たなチャレンジを進めることで、「ライフタイムビューティサロン」創りを推進する。
また、代理店との協働で推進する4施策 ①国内FP(営業担当者)体制 ②化粧品事業の本格展開 ③サロンデジタルコミュニケーション事業(独自のBtoBtoC)のスタート ④コーポレート&製品ブランディングの推進(サロン店販のビジネス化支援)を発表した。
続いて、風土を中心とした好循環経営に取り組んでいる2サロンと、ライフタイムビューティサロンに取り組んだサロンがそれぞれプレゼンテーションを行ない、つまずきや気づき、変化などの体験を述べた。