株式会社ビューティガレージ(野村秀輝代表取締役CEO)の海外子会社であるBEAUTY GARAGE TAIWAN Inc.は5月25日、高雄、台北に次ぐ3拠点目となるショールーム兼物流センターを台中にオープンした。
台湾中西部に位置する産業都市である台中にオープンしたショールームは、自社物流倉庫も併設した、合わせて延べ床面積約1000㎡の広さで、3拠点の中でも最大規模となっている。
落ち着いた雰囲気の中で商品を選べるほか、店舗設計や開業についての相談ができる商談スペースも設けられている。
また、南部の高雄、北部の台北に次ぐ台湾中部の物流拠点としても重要な役割を果たすことになり、当面はこの3拠点で台湾全土の美容サロンをカバーし、より一層の利便性とサービス向上に努めていくという。
BEAUTY GARAGE TAIWAN Inc.は、2018年11月に、美容サロン向け化粧品などの開発・販売を手がける台灣千冠莉有限公司の子会社化によって設立した。翌年2019年には、台北に400㎡となる基幹ショールームをオープンするとともに、ECサイトを大幅にリニューアル。あらゆる美容サロンのニーズに対応できるように、取扱いカテゴリーを一挙に拡大し、理美容機器・商材、エステ機器・ベッド・化粧品、ネイル商材、アイラッシュ商材まで揃うようになった。
今回新たに台中に自社物流スペースを確保できたことで、取扱ブランドや商品ラインナップのさらなる拡充を図っていくという。
以下、同社のコメント。
【海外展開の方向性および新事業の推進】
当社は海外市場における当社ビジネスモデルの展開を目指し、グローバル市場への進出 を進めております。2018年には、シンガポールおよびマレーシア、2019年5月には台湾に進出。今回の台中ショールームは、台湾で3拠点目となっています。
アジア各国の美容サロンにおいても、現在は新型コロナウイルスによる影響で店舗の休業や制限営業を余儀なくされている場所も多い状況ですが、中長期的には成長市場と見込まれるASEAN・中華圏エリアにおいて、着実に販売拠点の拡充およびサポート体制の強化をおこない、「アジアNo.1のIT美容商社」の実現に向け、邁進していく所存でございます。