タカラベルモント、社内公募により創業100周年記念ロゴマークを決定

「美しい人生を、かなえよう。」をパーパスに理容室・美容室、エステ・ネイルサロンおよび歯科・医療クリニックの業務用設備機器や化粧品・空間デザイン等を手掛けるタカラベルモント株式会社(吉川秀隆代表取締役会長兼社長)は、来年2021年10月5日に創業100周年を迎えるにあたり、国内外全社員を対象に社内公募にてデザインを募り100周年記念ロゴマークを決定した。この公募はコロナ禍における社員と経営層を繋ぐインターナルコミュニケーションの一つである社員参加型の周年活動として開催され、選出された。
本ロゴは、2020年10月5日から2022年9月までの2年間、タカラベルモントグループの広報・広告活動、各種営業ツールなどで使用するという。

 

■ロゴに込めた想い
 人が繋ぐ思いと、製品に込める情熱とともに歩んできた100年であり、100thの「t」を人に見立て、「h」を当社製品である椅子に見立て、人と製品が寄り添う姿を表現しました。更にこれからの100年もタカラベルモントの新パーパス(企業目的)である「美しい人生を、かなえよう。」になぞらえ、「人々の美しい人生をかなえる」という思いをこめて描いています。また、次の100年を目指す意味を、100の数字の更に向こうを指すことで表しています。「h」の周囲には、長年愛着が持たれているタカラベルモントのシンボルマークが潜んで見えるデザインです。

~応募作品が選ばれたデンタルメディカルグローバル事業部山口陽平氏の声~
このような形で100周年に寄与できることがとても嬉しいです。6年前のアメリカに駐在していた頃、日本だけでなく海外でも広く受け入れて頂いているタカラブランドや当社製品への愛着は更に強まりました。次の100年でも愛されるブランドと製品とともに良い事業活動ができるよう、ロゴデザインに思いを込めました。世界に広く当社の思いや良さがこのロゴを通して知って頂けたら嬉しいです。

■社員参加型によるデザイン公募の意図
コロナ禍のもと、対面でのコミュニケーションや、イベントで多くの社員が集まり会社づくりについて自由に議論する機会を設けることが難しい中、100年経営への社員の参加機会となることを意図し、とくに以下4点を狙いとし開催した。
・社員参画型の企画として経営に参画できるきっかけを作り、未来に向けた経営のエネルギーを高める。
・ロゴデザインを考えることで、グループ社員個々が、会社の過去と未来について考えるきっかけとなる。
・グローバルに企画を展開することで、世界各拠点とのグループとしての繋がり意識を高める。
・現場社員からの生の声を直接経営層に届けることで、新しい風穴をあける。

■ロゴマーク社内公募の経緯
 大正10年に鋳物工場として創業し、理容椅子を手掛けたことから理美容業界に進出し、そこで開発した機構を応用することで医療分野にも進出、現在では、海外150か国と企業活動を行なっています。こうして大正・昭和・平成・令和と激動の時代を超えて、100年を迎えることができるのは、支えて頂いた理美容・医療の業界のお陰という感謝の気持ち、そしてこれからも共に美と健康の未来へ進むという思いを込めた記念ロゴマークをと、国内、海外も含めたグループ全体の社員からデザインを公募しました。

■ロゴ選考について
 国内と海外の全グループ会社から広く応募を受け付けました。選考は吉川秀隆社長と吉川朋秀常務取締役。全ての応募作品には、デザイン思想として未来に向けた思いをつづったメッセージが合わせて提出され、デザイン画だけでなく社員発信のメッセージにも経営側が全て目を通して、社員の思いを受け止めました。選考では、当社らしさ、デザイン性、ユニークさ、愛着を持っていただけるかといった点が勘案され本デザインに決定しました。

■商標登録
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