湘南ビューティーカレッジ(井出隆夫校長)は、9月8日、第15回通信課程の卒業式をコロナ禍もあり、生徒及び教職員のみで挙行した。開式の辞、国歌斉唱後、卒業生の名前を担任が読み上げ生徒一人ひとりに校長より卒業証書が手渡された。また、優れた成績を修めた根本雄史さんに理事長賞、校長賞には太幡希美さん、日本理容美容教育センター学業優秀者賞に佐藤民子さん、理容技術優秀者賞に寺田実花さんほかSBC最優秀賞、優秀賞、皆勤賞、精勤賞、特別賞がそれぞれ授与された。
次いで、かながわ理容美容協同組合・川上理事長から「3年間で学んだことを基礎として、技術を磨き、健康に気を付け、技術でお客様を喜ばせ幸せにできることを願っています」との激励に続き、井出校長は「仕事に対する人生観は、技術者である前に社会人として自立する事、働くとは、人が動くと書きます。無駄のないベストの行動の〝体の働き〟次に何をやるか考える〝頭の働き〟相手の立場を思いやり人の役に立とうとする〝心の働き〟この3つが出来て初めて仕事ができるのです。人様の役に立ち、喜ばれ、必要とされることを自分の生きていく信念とするために、当校の教育理念である〝挨拶〟〝清掃〟〝忍耐〟を実行し、オンリーワンの技術者を目指してください」と式辞を述べた。
卒業生代表の根本雄史さんが「実習授業では、大変だったこともありましたが、先生方の熱心な指導のおかげで少しずつ確実に成長でき感謝の気持ちで一杯です。同級生はいつも和やかで明るく支え合い励まし合えるクラスでした。これから私たちは自分の夢へと向かって歩んでいきます。卒業生一同今後とも精進してまいります」と挨拶。祝電披露、卒業式の歌、閉式の辞の後、卒業生は教職員の拍手で会場を後に未来に向かい羽ばたいていった。