クラウド型予約管理システム「SALON BOARD」に新機能『スタイリスト指定クーポン』提供開始

株式会社リクルートが運営するクラウド型予約管理システム『SALON BOARD』(サロンボード)は新機能として7月13日よりヘアサロン向けに『スタイリスト指定クーポン』を開始した。
これにより、国内最大級のヘアサロン・リラク&ビューティーサロンの検索・予約サービス『ホットペッパービューティー』で対象となるスタイリストを指定したクーポンを簡単に設定することができる。

 2019年に開始した、日時限定クーポンとの併用も可能で、これにより、スタイリストごとに柔軟なクーポンの設定が可能になり、利用者にとっても、自分の気に入ったスタイリストを指名したうえでクーポンを使ってお得に利用できるメリットがある。
これは、「新人スタイリストの指名予約を増やしたい」「トップスタイリストなどスタイリストランクに応じた価格のクーポンを提供したい」といったニーズの増加に対応したもの。元々お客さまが「人=スタイリスト」につく傾向のあるヘアサロン。SNSなどでスタイリスト個人が集客を行なうケースが増加している。そのため、スタイリスト一人ひとりの強みを生かしたクーポンの設定により、個人ブランディングを強化したいといった具体的な声もあったことから、今回の機能追加となったという。
同社は「今後も『ホットペッパービューティー』『SALON BOARD』は、サロンとユーザーのニーズを満たすサービスを実現すべく、機能とコンテンツの拡充を目指してまいります」と述べている。

■開発担当者の声

長尾美樹
(株)リクルートプロダクト統括本部プロダクトデザイン・マーケティング統括室プロダクトデザイン室

SALON BOARDを通じて、美容業界の皆様が、お客様との時間に向き合えるように

今でこそ理美容室の予約はネット予約が主ですが、ホットペッパービューティーでネット予約がスタートした当時はまだまだ電話予約が主流。サロンでの業務も、まだまだ紙台帳での予約管理・顧客管理が主でした。ネットから予約を受け付けても、紙台帳への転記の手間や電話予約との重複を恐れて予約が確定するまでラグがあったり、WEBの枠が少ししかなかったり。カスタマー側は直前の予約をしたいニーズがあるのも見えている中で、「WEB予約が浸透して、より美容市場が活性化するには、私たちも集客だけでなく、サロン業務全体を効率化する必要がある。」と起案したのが「SALON BOARD」の始まりです。
サロンの皆様がスムーズに使えるよう、当時は多くのサロンに足を運び徹底的に業務を知るところから始まりました。スタート当時は予約管理のIT化が主な機能でしたが、ローンチ後も、顧客管理機能、レジ機能、DM機能、分析機能、求人機能など、サロン業務のさらなる効率化を進めるべく機能開発を行なっています。
これからも、サロンの皆様が業務を効率化し、より多くのお客様と出会えるよう、そしてお客様と向き合う時間がより豊かになるよう、SALON BOARDを進化させていきます。