dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-(花島会長)では、8月の夜間リモ-トゼミとして、8月13日、dhk佐々木貴保常任講師による「アイロンパーマのここだけの話教えます」をテーマに技術講習を行なった。
冒頭花島会長より「世間は『お盆休み』の最中、会員の皆さんも仕事に家庭にと大変忙しい時期ではありますが、今夜の講習を参考に明日からの営業に役立てて下さい」との挨拶に続き、講習をスタ-トした。
近年、アイロンパーマ技術が消費者に注目されている。新宿で、長期に渡り驚異の売り上げを誇っている「Men’s hair sasaki」の佐々木講師から「今『ぬれパン』とか『短パン』とかと言うアイロン技術用語を聞く機会が多いかと思います。正直、お金になる仕事です。現在も代表の立場としてスタッフと共に現場に立ち、アイロンの仕事やフェード等を中心に、サロンワ-クをしておりますが、その一部をご覧ください。時間をかけない仕事を見て頂けたら有難いです」と述べた後、「イージ-パーマ」「バズニグロ」「ぬれパン」の3スタイルを披露した。
「イージ-パーマ」は、立ちやすい髪の毛に薬剤のみを使用し、髪の毛を寝かす処理のみを行なうが、この何でもない技術にフェードを組み合わせる事により、若者に流行っているヘアスタイルに変身。「バズニグロ」とは、2.8mmや、1.8mm等のアイロンを使用し、傷みにくいかけ方、且つガッツリかけるテクニックを披露。「ぬれパン」は、いわゆる「土管」をしっかり作ってインスタ映えと言うより、巻き方の注意点や、仕上げの極意を伝えていた。
この3スタイルを講習では1時間以内で行なったが「営業では1時間半で3人終わります」との事。佐々木講師の、アイロン技術の速さ、正確さが際立ったのだが、「今インスタとかで『映え』を意識しがちだが、私は仕上がりで勝負している」と講習を締め括り、質疑応答等営業に直結した情報交換を行ない、まだまだ時間が足りないぐらいに感じたリモ-トゼミは終了となった。
今回も、dhk全国支局(新潟、富山、名古屋、沖縄)から、各支局長をはじめ、支局員も参加があり、有意義な「ここだけの話」リモ-トゼミとなった。