一般社団法人日本メンズファッション協会(MFU/八木原 保理事長) グッドエイジャー委員会(渋谷元男委員長)が主催する『第19回グッドエイジャー賞2021』発表・授賞式が9月9日、東京・港区のグランドプリンスホテル高輪で開催された。後援:経済産業省。
今年は「いきいき・楽しく・格好よく」をスローガンに魅力ある人生を送っている、阿川佐和子さん(作家・エッセイスト)、由紀さおりさん(歌手)、売野雅勇さん(作詞家)、尾上墨雪さん(日本舞踊家)、清水和雄さん(株式会社土金社長)が受賞した。
インタビュー&トークショーも行なわれ、受賞の感想をそれぞれ次のように話した。
阿川佐和子さん:仕事を続けてきたことが評価されたのだと認識している。いつまでも、おしゃれな人でいたい。
由紀さおりさん:目標があると、自分をキープする努力をする。姉も歌う準備をしているので、一緒にもう少し頑張りたい。
売野雅勇さん:作詞家となって40周年。記念の年の受賞はうれしい。この賞のおかげで、今後の作詞がヒットしそう。
尾上墨雪さん:若いときから、歳をとるなら〝いきいきとかっこよく〟と思っていたので、これからもそのように生きたい。
清水和雄さん:夫婦でゴルフを楽しんでいる。これからも家族、友人とよりよいグッドエイジングな年を送っていきたい。
選考基準は「いい年を重ね、独自の生き方を実践している魅力ある人間性を備えた人」「時代的な話題性を備えた人」「いつかは自分もこのようなカッコいい大人になりたいと思わせる人」(各界の著名な中高年が対象)。
また今年で11年目を迎える「MFUマイスター〈技術遺産〉認証式」も併せて行なわれ、パイプ作家の菊池朝美さん(株式会社柘製作所制作部)、繊維業にあしたの種をまく吉野明男さん(株式会社フェールムラカミ会長兼社長)の2名を表彰した。
授賞式冒頭、八木原理事長は「コロナ禍で、国内外とも難しい時代が続いている。難しいときだからこそMFUは夢と勇気と英知と希望を発信し、ワクワクドキドキする事業を展開し、それぞれの業界や地域を盛りあげていきたい」とあいさつした。