NPO法人全国美容週間振興協議会(滝川裕史理事長)全国美容週間実行委員会(片桐直人2021年度実行委員長)は10月20日、「10月度全国定例会議」をオンラインで開催した。冒頭のあいさつで片桐実行委員長は「今日は美容週間として来年も魅力的な活動をするために、分科会に分かれて、今年1年で気になったことや来年に向けて美容週間に期待することを話し合っていただきたい」と述べた。
広報、イベント、美容人口増加・地区の分科会に分かれて話し合いが行なわれ、結果を次のように報告した。
広報委員会:①昨年と今年度は美容師になるとこんなに素晴らしいことがある、という活動をした。よい取り組みなのに、消費者まで伝えることができなかった。今後は広告費を使ってのアプローチをしてもいいのではないか ②リアルイベントができなかったため、盛り上がりに欠けた。来年度はリアルを軸に、9月4日「くしの日」の前後1週間のイベントを行なうことが有効的と思われる。来年度は楽しく明るく、前向きに活動していきたい。
イベント委員会:①ビューティウイークアワードのブランド化、認知度アップのために、もっと強力的なアピールを。受賞者は自信を持って選び人選もよかったのだが、選ぶにあたり会員の意見をもっと聞く方がよかった。それが、ブランド化にもつながる。マスコへの告知も、もっと前から行なうべきだった。②コンテスト中止は残念だったが、いい企画なので来年度も続けたほうがいい。
美容人口増加・地区委員会:①オンラインの関わりがとても多かった。来年はオンラインとオフラインの使い分けが課題。オンラインの良さは、いろいろな人がいつでもどこでも参加できることであり、ファンを作るきっかけになった1年だった。若手美容師が興味をもってコンテストに参加するように、美容の魅力や楽しさを感じてファンが増えるように来年度も継続して取り組んでいきたい。②発信方法、情報の届け方、地区同士の連携も課題。③未来の美容師を増加させるためにも、小中学校・高等学校の総合授業や自由研究の支援などをしていければと思う。
また、滝川理事長からは「新型コロナウイルスの影響が先行き不透明な中で、片桐委員長を中心としてできる限り行なった努力はすばらしく、ありがたく感じた。来年に向けての活動を着々と準備を進めていくために、引き続き皆さんの支援をお願いしたい」とのあいさつがあった。