日理株式会社(有馬公明社長)は、1月5日、東京・千代田区の帝国ホテルで東京・南関東地区代理店・メーカー共栄会合同新年会を開催した。新型コロナウイルスの感染予防対策、手指消毒やマスク着用はもとより通常の2倍以上の広さの会場に人数も制限するなど、充分に配慮された状態で行なわれた。
冒頭有馬社長は、新型コロナ・オミクロン株感染の影響で新年会は危ぶまれたが、2年ぶりの開催に参加者へ感謝を述べた後「一昨年業界はコロナ禍で衛生面の徹底が奏功し、特需という形で売り上げに貢献、新規客も増えるという結果をもたらし、まずまずの状況であった。しかし昨年はその特需もなく全体的には厳しい状況であり、今年こそ新たな手立てを講じなければならない。当社としては、『サロンの繁栄なくして業界の繁栄はない』を念頭に、①技術セミナーを2月よりスタートする。②PB商品(理容向け)業務用2品、店販用1品の発売。さらにディーラー、サロンそしてユーザーにいち早く知らせる③情報ツールの充実を柱に展開していきたい」と方針を交え挨拶した。
次いで二チリ代理店を代表し全国理容用品商組合連合会・吉田博理事長は「コロナの影響で総会すらできなかったが、今年は総会・理事会はもとより12月5日に東京・浅草の産業貿易会館で理容まつりを開催する予定なのでぜひ協力をお願いしたい」とあいさつ。引き続きメーカー共栄会を代表し、阪本昇次幹事長の発声で乾杯が行なわれ新年の宴へとつないだ。なお、中締めは日理・大村達夫常務が行ない閉会となった。