DHK理美容協同組合(花島和久組合長)は、5月18日、東京・代々木の理容会館で、根本高志講師による「ヘアカラー講習」を協同組合ゼミとして2年ぶりにリアルとリモートのハイブリッド方式で開催した。
冒頭花島組合長より「久しぶりのリアルに集まった勉強会が、ハイブリットでの開催となった。これから、もっと色々な企画を行ない、サロンの利益が上がるきっかけになる講習を行なっていく。今夜のカラー講習で使う商材を、皆さんのサロンで使って売上アップに繋げていただきたい」とあいさつ。次いでケミカル科 科長 根本講師によるヘアカラー講習を開始。「美容の組合で使用している時短ヘアカラーの紹介と、施術を行なうが、皆さんに使っていただき、共有できたら良いと思う」とあいさつを後、早速講義に移った。
施術前に、高圧のスチ-ムを髪の毛全体に吹きかけ、「アステティックヘアカラー」の「グレイシェ-ド」と言う、白髪の早染めシリ-ズを使用し、カラー剤を塗布。基本的に15分放置、染まり辛い方はプラスαの時間を置いた方が良いそうで、極端に染まりにくい方には不向きな商材であるという。カラーの待ち時間に、各々個人的にサロンでのカラー技法や、使っている商材の話や仲間同士情報交換ができるのは、やはりリアル講習ならではの風景であった。
根本講師のサロンでは、お客様のカラーや、髪の毛の悩みに直結するメニュ-構成を考えているそうで、このカラー剤だけでも極端にダメ-ジが出る商材ではないが、カラー剤を流した後、「整え」「水素を発生」「コート」「キープ」の4行程の水素トリ-トメントを行なっているという。
一連の施術が終了し、最後に質疑応答を行なったが、新しい商材や、新しい技術を、出席者で共有する事の大切さを改めて感じた、リアル講習ならではの有意義な協同組合ゼミであった。