dhk新潟支局「悩みを解消し、理想に近づける技術」dhk講座開催

dhk東京ヘアモードアカデミー新潟支局(鷲尾 勉支局長)は、10月24日、デンカビックスワンスタジアム会議室で「令和4年度第7回新潟支局プロフェッショナル講座」を開催した。

今回は、dhk東京本部より五味康典講師招き『メンズ&レディスカット・おまかせ似合わせコース」として、男女一名ずつのモデルを使い技術展示を行なった。

最初にレディスのカットに入り、ミディアムレイヤーのウルフスタイルをカット、今回モデルの悩みである「毛量が多く膨らみやすい髪質」をいかに理想のスタイルに近づけるかの課題をもった技術を披露し、ベース、ミディアム、トップそれぞれのセニングの入れ方を変える事で、パサつきなく、毛先の動きはありながらも毛量の多さは感じさせない女性らしいスタイルが完成した。さらに「当たり前な事ですが、普段アイロンを使ってセットしているお客様なら、サロンでも同様にアイロンを使用し、最後まで丁寧に仕上げる事も大切なので覚えておいてください」とのアドバイスも。

メンズのカットでは、セニングが重要としながらも、毛先がスカスカにならないようボリューム感を出す入れ方、逆にステムを下げながらセニングを行なうことで収まり良くなる方法など、セニングの入れ方を工夫する事で、髪質的に難しかった立体的でありながらもナチュラルでメリハリのある、トップ短めのすっきりしたスタイルに仕上げた。

およそ3時間の講座で五味講師のカット技術はもちろん、一貫して感じたのは「レディスでは顔回りのレイヤー部を細かく確認しながら仕上げる」。メンズでは「気にしている前髪はダッカールで丁寧に分けて作業する」と言うような営業での気遣いがとても勉強になる講座であった。