タカラベルモント株式会社(吉川秀隆代表取締役会長兼社長)は11月21・22日の2日間、神奈川・横浜のパシフィコ横浜で『TWBC2022(タカラ ワールド ビジネス コングレス2022)』を開催。延べ14,965名が来場し、大盛況のうちに幕を閉じた。
「WHAT IS BEAUTIFUL?」をコンセプトに開催された体験型イベントで、創業100周年記念事業として昨年実施予定であったが、コロナ禍のため延期となり、前回の開催(2016年)から6年を経ての開催となった。
11月21日、あいさつに立った吉川代表取締役会長兼社長は、まず開催にあたり関係各位に謝辞。続けて「サロンの未来、美容に関するすべてのみなさんに、みなさんの可能性を広げていくコンテンツを揃えた。また来場していただいたみなさまには、随所で当社のパーパスである、美しい人生を叶えよう、を感じていただけると思う。存分に楽しんでいただけたら幸い。この2日間、そしてその先の未来の社会が、美しい人生で満たされることを祈念する」と述べた。
その後、テープカットが行なわれると、スタイリストや理美容学生をはじめ、世界各国の理美容業界関係者が続々と入場。最新情報やこれからのヒントを得ようと、多くの来場者が集った。
テクノロジーの活用やサスティナビリティの視点を取り入れ、未来のサロンビジネスを提案する展示ゾーンでは、とくに今回初公開となった次世代型デバイスミラー『ECILA(エシラ)』ブースが大盛況。サロン内での、お客さまとのコミュニケーション課題を解決するAI機能を体感していた。
また22日には、イタリア・スイス・フランスのナショナルチャンピオンチームと、2022年度のワールドチャンピオンという世界のドリームチームによる技術のプレゼンテーションやショーパフォーマンスを繰り広げる『OMCグローバルシンポジウム』を開催。日本からは、今年9月にパリで開催された、世界理美容技術選手権大会(ヘアワールド2022)にナショナルチームの一員として参加し5つのメダルを獲得した理容師・牟田口則之氏も登場し、世界トップレベルの技術で会場を沸かせていた。
なお同社は、『これからも美をつくるプロフェッショナルの皆さまと共に成長し続け、美しい人生を、かなえることができる業界の未来創造に向けて、さまざまな取り組みを行なってまいります』と述べている。