dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-(花島会長)では、11月11日、夜間講師ゼミとして、都理協設定委員の野澤俊介常任講師による都理協NEW HAIR「PIECE(ピース)」の作品発表を行なった。東京都理容教育団体協議会(都理協)では、コロナ禍の影響により実に3年ぶりに発表したニュ-ヘアである。
トレンドセッターそれぞれが、ひとつのPIECEになって完成したヘアスタイルで、サロン、日常どこでも様々なPIECEが組み合わさって成り立つ「答えは1つじゃない」という考え方。野澤講師から「スタイルの発表ではパーマはないが、今回はPIECEの1つとして私はパーマを入れてみたらカッコ良くなると思い、パーマをかけたスタイルをご覧に入れます」とあいさつがあり講習がスタ-トした。
はじめに、このヘアスタイルのイメ-ジPVを流し、パワ-ポイントで説明した後、撮影時の話やヘアデザインが決まるまでの話しを交え、モデルをカットしながらの技術解説。このコロナ禍でのヘアスタイルという事もあり、今回のスタイルは、マスクをする事を考え「PIECEブロック」というヘムラインに沿ってツーブロックを入れる、ネープをレザ-でカットする、質感にレザ-を入れるという「レザ-カットを多様する」がキーポイントであった。
パ-マは、「波巻き」で巻いたウイッグによる説明があり、様々なテクニックを交え、機能的でありながらも、野澤講師が提案する様々なテイストが入ったヘアスタイル「PIECE」が完成した。最後に質疑応答を行ない、野澤講師から「都理協では、インスタグラムやYouTubeで業界を宣伝したり、今回のニュ-ヘアではトレンドセッタ-達が頑張ってこの『PIECE』をアピ-ルしていますので、ぜひ皆さんのサロンでも活用していただければと思います」と締め括って11月のゼミは終了となった。