全国理容連合会(大森利夫理事長)は、11月17日東京・代々木の全理連ビルで令和4年度第5回理事会を開催した。
寺園洋行副理事長の開会の辞に続き大森理事長のあいさつ後、直ちに報告事項に移った。
報告事項では会議日誌については、令和4年度上半期の監査結果について、秋の叙勲・褒が表彰された記念品が贈られた。また、今夏の豪雨・暴風雨被害について、2022パリ世界大会成績について、第60回技能五輪全国大会結果について、理容ボランティア活動の実施報告について等各項目は事前配布資料に基づきすべて了承し協議事項へ移った。
協議事項では、令和4年度補正予算・生活衛生関係営業活性化支援事業について、令和5年度の予算の基本方針については、全国の組合員数が4万を割り込んでいる。事業内容もしっかりと履行していかなければならないとし、そのほか新春の宴は現状開催の方向で1月26日を予定。第75回全国理容競技大会は、国際大会としての位置付けで令和5年9月19日(火)北海道札幌市の道立総合体育センターで開催予定。同日併催として理容2023メッセージ全国大会を予定している。そのほか国が進める地球温暖化防止施策の実施については、歩調を合わせ本年度も地球温暖化防止事業に取り組み、脱炭素社会の実現やSDGs(持続可能な開発目標)社会における理美容等のあり方や脱プラスチックに関する理美容商材の募集も行なうとし、一連の事業は厚生労働省、環境省の後援を申請するとしている。その他主な協議事項では、組合員・後継者の年齢構成に関する調査、2013理容業界振興論文募集、令和4年度生活衛生関係営業対策事業補助金の2次募集にいての説明がありいずれの事項もすべて承認された。
<秋の叙勲・褒章受章者>
旭日双光章/吉永和義(常務理事・山口県組合理事長)
同/東根清一(理事・和歌山県組合理事長)
同/飛田英雄(前常務理事・東京都理容組合)
同/都原茂人(前常務理事・前大阪府組合理事長)
黄綬褒章/伊藤和幸(評議員・山形県組合副理事長)
卓越技能者表彰/植松行雄(山形県組合常任理事)
同/武蔵 均(全理連名誉講師・千葉県)
同/大島進一(愛知県)