神奈川県美容業生活衛生同業組合(澤飯廣英理事長)は1月10日、神奈川県横浜市のヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで『令和5年賀詞交歓会』を開催した。
常任理事たちと登壇した澤飯理事長は「今年は、大きなスローガンを2つ掲げたい。ひとつは、IT社会にどう対応していくのか。組合では2年前に、デジタル推進委員会を立ち上げ、様々な情報を発信してきた。今年はその活動を、もっと活発に発信していきたい。もう1点は、賃上げ問題。美容業はキツいとか汚い職業と言われているが、なんとかそれを払拭し一般社会と同じような賃金体系で、社会保険や労働保険をしっかり払える業界にし、さらに料金体系を見直して適正な料金でお客さまに技術を提供できるように、〝目指せ、客単価1万円〟を掲げ、組合員サロンが一丸となって目標達成のために勉強をし努力を重ねて頑張っていきたい。そして次の世代のために、この業界を良い形で残していきたい」とあいさつした。
永年勤続従業員表彰、各種表彰者の紹介、退任理事への記念品贈呈と続き、多くの来賓から祝辞が寄せられた後、祝電を披露。タカラベルモント株式会社理美容東日本第二営業部の朝倉敏之部長による乾杯の発声で祝宴となった。途中、ビアノの祖先といわれているハンマーダルシマーとピアノの演奏や、プレゼント抽選会があり大いに楽しんだ後、中野利彦副理事長が音頭をとり、3本締めでお開きとなった。