日本美容専門学校（網倉卓爾理事長、阿部博人校長）は３月9・10日の２日間、〝Power of Beauty ～すべてが輝く未来へ〟をテーマに『NICHIBI GRADUATION STAGE 2023』を東京・渋谷区のこくみん労済COOPホール スペース・ゼロで開催。在校生に加え、業界関係者や新入学予定の高校生ら多数が観覧した。
卒業年次生によるステージは、6グループに分かれてヘアメイクから衣装・校正・音響・照明・映像などに至るまですべて学生の手でつくりあげた。3グループずつ2日に分けて披露。9日は「Ringua Franca」「レンサ」「Creepy」が、10日は「FLASH」「GRAY」「Unlimitedアンリミテッド」が行なわれた。
学生ショーの前に実行委員6名が紹介され、代表は「学校では、美容の楽しさや美容のもつ力に気づかされた。2年間を過ごした仲間とともに、たくさんの想いを込めてつくりあげたステージ。観客のいる中での披露をうれしく思う」と開演のあいさつをした。
また、日美アーティスティックチーム（同校教職員）の『NICHIBI Creative Collection 2023』のニューライン発表を映像で披露した。あいさつに立った熊木徹副校長は「卒業を迎えるのは、コロナ禍真っ最中に入学した学生。学校もテキストは電子化するなどデジタル化を進め、学生はいつでもダウンロードして学習できるシステムにした。環境を変化させることで、新たな教育の可能性を見いだせた。今日のヘアショーが、最後の授業となる。学生たちの美容技術ほか、デザインした空間表現を楽しんで観ていただければと思う」と述べた。
