学校法人国際共立学園(和田美義理事長)国際理容美容専門学校(工藤佑輝学校長)と、国際共立学園高等専修学校(増田律子学校長)は3月14日、東京・荒川区の日暮里サニーホールで卒業式を挙行した。「美容師科」と「製菓衛生師・調理師科」の2つの学科をもつ国際共立学園高等専修学校は2020年に開校し今年、初めての卒業生を輩出。同学園にとって、記念すべき年となった。
式典で工藤学校長は「コロナ禍でしたが、挑戦できたことも多くあったと思います。周りに支えられたという感謝の気持ちを忘れないでください。また、今後は変化に応じて進んでいけるかが重要です。試練や壁は必ずあるけれども、続けなければ見えない景色があります。苦しいときはぜひ学校を頼ってください。門を開けて待っています。自分の夢や将来像を実現するために、変化に適応して道を切り開いてください」と訓示した。
増田学校長は「3年間で修得した専門的な知識・技術をさらに発展させるとともに、本校で学んだ躾教育をもとに豊かな人間性を育み、皆から愛され信頼され、社会で活躍することを願っています。また、周りへの感謝を忘れないでください。いつも皆さんを励まし応援し、支えてくださる人々がいます。これから出会う人にも、感謝の心と温かい心を届ける人になってください。本校の卒業生であることの誇りと自信を持って、夢をかなえていくことを願っています」と訓示した。
同校では今後も、卒業生の夢の実現に向けサポートを行っていくとしている。