東京理美容品工業会(井上研司理事長)は、4月14日、東京・上野翠鳳で第64回定時総会を開催した。
はじめに西村康明副理事長が開会の辞、引き続き出欠確認により定足数に達している旨が報告され、総会成立を宣言。続いて井上理事長は「この3年間新型コロナウイルス感染の影響により、当理美容品工業会の活動も自粛せざるを得なかったが、今年に入り行動制限も解除され、2類から5類に移行するとのことだが、逆に罹患しやすくなるとの半面もあるようなので引き続き注意したい。また、近年DX(デジタルトランスフォーメーション)が話題になっているが、これはインターネットを使っていままで繋がらなかった人たちや仕組などを繫ぎ、効率化を図り生産性を上げていこうということなので、当工業会としてもインターネットを活用するなどし、個々の会社ならびに工業会の相互発展に協力をいただきたい」とあいさつ。引き続き司会者一任で栁田照穂副理事長を議長に選任し、議案審議に入った。
第1号議案・2022年度事業報告では井上理事長が「昨年度は当会としての活動は制限される中、下火になった時期に石和温泉での研修を兼ねた移動例会が実施できたことは幸運であったが、その後はまた第8波の影響もあり、通常例会等は実施できなかった」と報告。次いで第2号議案・2022年度収支決算報告を阪本昇次常務理事、監査報告を住谷常俊監査役が報告。第3号議案・2023年度・事業計画、第4号議案・同予算案。また、第5号議案では「東京・中部・関西の三工業会における将来的統合に向けて」が上程され、いずれも慎重に審議のうえ、すべての議案は全会一致で可決承認され総会を終了した。