学校法人 国際共立学園 国際理容美容専門学校(和田美義理事長、工藤佑輝学校長)理容科は、アフターコロナ(脱マスク)でのスキンケアの重要性からフェイシャルエステや美剃師検定など、肌に関する授業を導入してきた。
一方、マスクを外す抵抗感を払拭できる施術として、有限会社美通信の根本健一代表は自社で扱うアレックス化粧品が効果的で可能性を感じており、1年かけて指導者の育成・学生向けカリキュラム構築などを進めて、アレックス化粧品クレンジングマイスター資格制度を確立した。
そこで同校は、今年5月から選択科目としてこの制度を取り入れ、根本愛子インストラクター(ヘアーサロンネモト・理美容室根本店長)から知識と技術を学び、7月11日に検定試験が行なわれ、11人のマイスターが誕生。検定試験後、認定証授与式があり、根本代表からひとり一人に認定証が手渡された。
根本代表は「皆さんは、日本初の卒業生です。試験を行なう意味は、商品の良さを知ってほしかったからで、たとえ間違ってもそこで覚えます。技術は皆さん、とても上手でした。お客さまは肌を丁寧に扱われるととても喜びます。ひとり一人のお客さまを大切にしてください。一生できる仕事なので、ぜひ続けてほしいと思います」と述べた。
学生代表は「1年生でエステを学び、顔で学ぶのはシェービングしかないと思っていましたが、クレンジングマイスターがあると知ってうれしく思いました。根本愛子先生とお話しすると、笑顔が絶えなくて授業がどんどん楽しみになっていきました。これで終わりだと思うとすごく悲しいのですが、とても良い経験になりました。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。