一般社団法人 日本エステティック協会（略称：AJESTHE／久米健市理事長）は10月3日、イベント「AJESTHE Beauty Festival 2023 in YOKOHAMA」（後援：厚生労働省・経済産業省・中央職業能力開発協会）を神奈川県横浜市のパシフィコ横浜・展示ホールAでオンラインとのハイブリッド形式で開催した。現地来場とオンライン（累計）参加合わせて延べ1200名を超える参加があった。
会場には、協会法人正会員の機器や、化粧品、サロンのブースなどが設けられたほか、ステージイベントではパネルディスカッションが行なわれ、「エステティシャンのキャリアアップ」のテーマでは、エステティシャンのキャリアパスについて、また「エステティックの未来」というテーマでは、年齢や性別、信条、障がいのあるなしに関わらずお互いに尊重できる社会をつくることが、業界が発展するために必要な取リ組みてあるなど活発な議論がなされた。
また会場内では「第16回エステティックコンテスト」が行なわれ、全国の認定校から選抜された生徒たちが研鑽した技能を競いあった。「基本部門」には25校、「応用部門」には22校、今回新設された「エステティックカウンセリング部門」には10校が出場。審査の結果、基本部門は専門学校穴吹ビューティカレッジの川田さくら選手と関西ビューティプロ専門学校の宮本紗穂里選手が金賞を受賞した。応用部門は長野理容美容専門学校の渡邉紗也奈選手が、エステティックカウンセリング部門は旭美容専門学校の佐野純菜選手がそれぞれ金賞を受賞した。なお、基本部門入賞者には第17回エステティックコンテスト応用部門の出場シード権が、応用部門入賞者のうち、2024年に開催予定の「技能五輪国際大会 フランス・リヨン大会」日本代表選考会にエントリーしている選手には、最終選考の出場権が与えられる。
