美容十二章会(内藤久美子会長)は2月13日、東京・代々木の美容会館で第435回となる『シーズンセミナー』を開催した。
初めに川田舞講師が、美容十二章会創立70周年記念で自身が担当したニューヘアライン『ル・リアン』を披露。ル・リアンとは、フランス語でつながりや絆という意味で、コロナの時期を経て改めて人と人とのつながりや絆の大切さを感じ、未来への希望や躍動を表現している。ウルフカットをベースにしたミディアムスタイルで、18~19トーンまでリフトアップした髪に5色のオーロラカラーを施している。
川田講師は初めにカラーの配色位置、使用薬剤を説明し、続けてカットの施術に入った。「ウルフカットはウエイトのバランスが大事なので、トップから切った方がウエイトの位置をイメージどおりに作りやすい」とアドバイス。トップのウエイトを設定してからアンダーまで切り進んでいった。
続く杉尾峯由紀講師は、簡単に出来る素敵な『お呼ばれヘア』を2点披露した。1点目はフロントの真ん中から耳の高さまで、幅4㎝を指で分け取り“くるりんぱ ”をしておく。その両端2㎝を止めたら指でつまんで引き出し、さらにその両サイドをロープ編みにして引き出して後ろで止める。ネープの髪もロープ編みにして引き出し、バランスを見ながらまとめ、年代を問わない柔らかいスタイルを作り上げた。
次の2点目は、表面をアイロンで軽くカールをつけてまとめ、残りの髪も縄編みで引き出しながら後ろに止めて1本に降ろし、可愛らしく仕上げた。