株式会社b-exは、人気ヘアサロンの美容師樗木佑太氏(THE SLICK)、RYUSEI氏(PELE)の協力を得て開発した強烈発色・高濃度設計カラーブランド『KIRATERA(キラテラ)』を2024年6月4日より全国の理美容室で発売する。
近年、ヘアカラーのニーズは多様化し、人々のカラーチェンジのサイクルは従来よりもますます早くなっている。その結果、アンダー(カラー前の髪の毛の色)も人によって異なり、また前回のカラーの残留ティント(残留染料による色)により望み通りのカラーの発色を叶えることが難しいケースが多く見られるようになった。
こうした背景を踏まえ、高濃度設計で発色パフォーマンスに特化し、褪色過程までこだわることでカラーチェンジのしやすさを追求するヘアカラーブランド『KIRATERA』が開発された。アンダーがどのような色であっても、その色に左右されない「強烈発色」を実現するために、各色で中核となるベース染料を設定し、最大限の発色パフォーマンスが発揮できるように各色の染料濃度を増量。また、脱染剤を使用することで、残留ティントを無理なく剥がし、スムーズなカラーチェンジを可能にしている。
■ブランドコンセプト
『KIRATERA』は、「Kirakira(キラキラ)」と大容量の情報量を表す単位のひとつである「Terabyte(テラバイト)」を掛け合わせ、「キラキラしたものをたくさん生み出す」という意味を込めました。
また、既成概念にとらわれない文化の象徴として、「パンクファッション」の世界観を取り入れたクリエイティブを採用。英国の新進気鋭グラフィックデザイナー、Aries Moross(エイリーズ・モロス)氏がブランドロゴ・パッケージデザインを手掛けました。
Aries Moross(エイリーズ・モロス)プロフィール
ロンドン在住のイラストレーター、アートディレクター、グラフィックデザイナー。カラフルでエネルギッシュな作品が特徴で、幅広いアーティストのクリエイティブディレクターとして、アルバム、ライブ、ショーなどさまざまなプロジェクトに参画するほか、企業のグラフィックも数多く手掛けている。
■ブランド特長
[BASIC LINE & ON COLOUR LINE]
高濃度の染料構成で「強烈発色」を実現
全色共通のベース染料を設けずに、各色で中核となるベース染料を設定する「Core Shade 処方」を採用。各アンダーに対して最大限の発色パフォーマンスが発揮できるように各色の彩度系の染料濃度を増量し、アンダーを描き変える強烈発色&高濃度設計を実現しました。
褪色過程までこだわり、
スムーズなカラーチェンジが可能に!
脱染剤の使用で残留ティントを無理なく剥がし、次回のカラー表現が自由にできるカラーチェンジのしやすさを追求しました。
ブリーチ力を抑えながら高発色
ON COLOUR LINEはハイトーンカラーの髪の毛に対し、ブリーチ力を抑えながら発色させたいときに使用できる、ビビッドな発色からペールトーン、ダークトーンまで幅広い発色のラインアップ。多彩なヘアカラー表現が可能になります。
染料未配合・パウチタイプの大容量クリア
染料が未配合のため、青にもピンクにも振られない設計で、ピュアに薄めることが可能なクリア剤をラインアップ。クリアの使用シーンや使用量の増加を踏まえて400gの大容量パウチとしています。
[KIRATERA OXY]
残留アルカリを抑えるローアルカリ処方
1剤と2剤の混合比率に着目し、すべてのレベルの1剤と2剤の混合比率を「1:2」で統一して使用できる処方設計を採用。1剤と2剤を組み合わせることで、使用時のアルカリ量と髪の残留アルカリの低減を実現しました。
[ACCENT LINE]
ネオングロスコート処方で蛍光感のある高彩度発色
BASIC LINEやON COLOUR LINEと同様に染料濃度を調整し、ネオングロスコート成分※1 の配合と、pHを中性付近に設定することで蛍光感のある発色を実現しました。
Wカオチンベース処方
2種の異なるカオチン界面活性剤※3を使用したトリートメントタイプのベース処方を採用。ブリーチ毛への施術時の引っ掛かりを少なくし、なめらかな質感に仕上げることを追求しました。
■製品特長・クレジット
[BASIC LINE 10色相]
◎キラテラカラー 1剤<医薬部外品・染毛剤>100g
色相・明度・彩度の広い表現幅でアンダーをコントロールし狙った色に“描き変える”アルカリカラーライン。ブラウン~モノトーン系の5色相、彩度系5色相の計10色相で構成されたKIRATERAのメインゾーン。
[ON COLOUR LINE 13色相]
◎キラテラカラー 1剤<医薬部外品・染毛剤>100g
ハイトーン・オンカラー用の低アルカリカラー1 剤。ビビッド~ペール~ダークまでブリーチ毛を幅広く“描き変える”ことのできる色相ライン。 BASIC LINEと重複する色味(DG・JP・FP・DO・CB・CG)は、ブリーチアンダー*にムラがある場合はBASIC LINE、ムラが少ない場合はON COLOUR LINEを使用することで、使い分けが可能。
◎キラテラカラー クリア<医薬部外品>400g
染料配合無しでピュアに薄めることができるアルカリクリア。400gの大容量のパウチタイプで操作性も良好。
[KIRATERA OXY]
◎キラテラ オキシ 2剤<医薬部外品>2000mL
・キラテラ オキシ 2(既染部用)
ブリーチアンダー*やダメージ箇所へのオンカラーやトーンダウン用。
・キラテラ オキシ 6(新生部用)
髪を明るくしながらカラーリングする際のトーンアップ用。
[ACCENT LINE 8色相]
◎塩基性カラー<化粧品・染毛料>400g
アルカリカラーだけでは表現できない高彩度発色が可能。BASIC LINEとの相性も良く、ヘアカラーの提案の幅が広がる塩基性カラー。
◎キラテラ クリア<化粧品・ヘアトリートメント>1000g
ハイトーン領域で髪をケアしながら塩基性カラーのペール表現を可能にするヘアトリートメントタイプの塩基性用クリア。
※使用上の注意をよく読んで、正しくお使いください。
※ヘアカラーでかぶれたことのある方には絶対に使用しないでください。
※ご使用前には毎回必ず皮膚アレルギー試験(パッチテスト)をしてください。
*カラー前のブリーチした状態の髪色
■開発美容師のコメント
ヘアサロン「THE SLICK」オーナー 樗木佑太氏
カラーで表現する世界観やデザインにこだわって、自分自身の分身を作る気持ちで製作したプロダクトです。戦っている美容師が本気で思いを込めたデザインと世界観は自信をもってお伝え出来ますし、多くの人に共感してもらいたいです。特にこだわったのがグレーとシルバーの色味です。僕自身サロンワークをしていて、ミックスしないと作れない色味が多かったものをシンプルに単品でその色味を表現したいという思いがありました。色のもちや褪色、選定のしやすさなど、ワクワクしながら使っていただきたいです。
ヘアサロン「PELE」オーナー RYUSEI氏
「KIRATERAといえば」思い浮かぶビジュアルやカルチャーがある、愛されるブランドになってほしいという思いを込めました。
僕自身がイギリスに留学した際に感じた若さやパンクっぽさ、既成概念を打ち壊すエネルギーをKIRATERAでも表現したいと思い、イギリスのカルチャーを意識したビジュアルのほか、カラーの名称にもイギリス英語を採用しています。また、お客様からリクエストの多いミルクティーの色味に対応するために、ベージュの色味の幅を広げ、ミスが起こらない設計にするなど、美容師側にも使いやすく選ばれるプロダクトにすることを意識しました。
KIRATERA ブランドサイト:https://www.b-ex.inc/kiratera/
問い合わせは同社、TEL03-6757-7767まで。