全美商連「令和6年度定時総会」を開催

2025年・第10回アジアビュティエキスポ開催に向けて

 全国美容用品商業協同組合連合会(菊地浩市理事長)は、516日、東京・千代田区のホテルメトロポリタンエドモントで、令和6年度・第32回通常総会を開催した。

 総会に先立って菊地理事長は「全美商連の最も大きな事業であるアジアビューティエキスポは、本来再来年の予定だったが1年早め、来年の大阪万博に合わせて大阪ではじめて開催することにした。開催日の202561617日に向けて全力で事にあたりたい」とあいさつした。この後、会員の出席状況が確認され、定足数に達している旨が報告された後、執行部一任により議長に大島一浩氏(茨城県)、副議長に石川清英詞(愛知県)を選任してただちに議案審議に入った。

 第一号議案・令和5年度決算関係書類承認の件について菊地理事長は、現在の日本の経済状況に触れた後「全美商連の活動として『ビューティユニティフェスティバル2024』は、依然として会員間に温度差はあるが予定通りの実績を上げられた」と事業報告。橋本健治副理事長は共同事業実施状況として所属員のためにする販売促進事業(全国美容まつり・ビューティユニティフェスティバル)、所属員の取り扱う美容用品の展示会事業(アジアビューティエキスポの開催)、USENとの業務提携契約事業、教育情報事業、福利厚生に関する事業について報告。次いで組合の運営組織の状況に関する事項では前田貴之副理事長が説明。また、組合員数及び出資口数の増減について小西隆雄副理事長は、前年度組合員数30人、出資口数703口、出資総額17,575,000円としたが、会員は減少傾向にある旨が報告された。決算報告について森田昌孝副理事長が財産目録、貸借対照表、損益計算書、剰余金処分案等を説明した後、木元牧雄監事が監査報告を行ない、第一号議案は賛成多数で可決承認された。

第二号議案・令和6年度事業計画並びに収支予算決定の件は、菊地理事長が事業計画案・事業方針の説明、その後(事業・財務・組織)担当副理事長が事業計画、収支予算案、組織の状況についてそれぞれ説明し、第二号議案・令和6年度予算案は全会一致で可決承認された。なお、第三号議案・賦課金改定の件につては、本年度臨時総会までに各ブロック(単組)においての検討議案とした。