美容協同組合日本ヘアデザイン協会(NHDK/横田敏一理事長)東日本地区千葉(堤 利雄実行委員長)は7月2日、千葉市・千葉市民会館大ホールで「NHDK東日本地区千葉テクニカルショー」を開催した。
開演に先立って横田理事長は「この会場でのステージは3回目になるが、千葉のメンバーはコロナ禍を乗り越えて頑張っており、ここで弾みをつけて来年1月の発表会につなげることになる。また、今回はこのショーのために中国から大勢の人が見学に来られている。当協会も再来年設立70周年を迎え、国際交流にも弾みをつけたい。今回ニューヘアモードのテーマは『Ombre et Lumiere (オンブル・エ・ルミエール)』でフランス語で「影と光」という意味があり、ミステリアスな女性をイメージしたデザインをご覧いただく。またサロンのクリエーターステージ、そして石渡智花さんのスペシャルステージまで堪能いただきければ幸い」とあいさつした。
最初のステージは、NEW HAIR MODE『Ombre et Lumiere』を山本直氏、土居一生氏がオープニングにふさわしい華麗なステージワークを披露。続いてFeel upをテーマに1st stage ON THE GO[Irofull]、2nd stage Image room[20™]、3rd stage ERICA[Brille Comme Toi]、4th stage VISAGE CREATION [LACHER DE BALLONS]、そしてファイナルとしてのSpecial Stageは、石渡智花さんの[超意識]をテーマにした個性あふれるステージを披露した。
NHDK NEW HAIR MODE 2024
“ Ombre et Lumiere” Concept
フランス語で「影と光」という意味があり、強さ×しなやかさ、マスキュリン×フェミニン、機能性×トレンドなど相反するイメージを併せ持った「自分スタイル」を確率しているミステリアスな女性をイメージしている。
流行が多様化する中で、よりパーソナル化が進み「皆がしている」からではなく「私がしたいスタイル」へと、意識の変化が見られる。トレンドを上手に取り入れながら自分らしいスタイルを確立する新しい時代がはじまる。
今期は異なるアプローチで二つのデザインを創作。一つは90年代の影響から、オフザフェイスでスクエアなフォルムのデザインと、スリークなソフトジオメトリックのボブスタイル。どちらもオーバーサイズのトップスに対してミニマムに仕上げたヘアデザイン。相反する要素をトレンドと上手にMIXしながら年代や性別を問わず自分らしいスタイルを楽しんでもらえればと…