日本美容専門学校 特別授業「芸術鑑賞教室」を開く

学校法人日美学園 日本美容専門学校(阿部博人校長/網蔵糸乃理事長)は9月9日、東京・墨田区のすみだトリフォニーホール大ホールで、創立70周年記念 特別授業「芸術鑑賞教室」を開催した。

特別授業は同校が授業の一環として年に1度開催しているもので、世界の音楽や芸術を鑑賞して学生たちの感性を高める機会となっている。今回は、東京フィルハーモニー交響楽団(指揮・中田延亮氏)と、ソリストのソプラノ歌手・秋本悠希氏、テノール歌手・小堀勇介氏、ヴァイオリニスト・滝千春氏という世界で活躍する豪華メンバーによるアニバーサリーコンサートで、解説はクラシック音楽評論家・紺野等氏が務めた。紺野氏は「学生の皆さんは、教室でこのコンサートについて多くを学んできました。前半は世界各国の名曲を集めたガラコンサートスタイル、後半はベートーベンの運命交響曲です。世界各国のいろいろな音楽が演奏されますので、楽しんで勉強してください」と述べた。

また、熊木徹副校長は開演前「特別授業は、美しい音楽を通じて皆さんの感性を 刺激するものです。感性は集中力によって育まれ、それがデザインやクリエイティビティにつながると信じています。今日はただ音楽を聴くだけではなく、一流の演奏家の皆さんがコラボレーションした新しい音楽空間を楽しみながら、そして細かな音の表現、感情などを読み取ることに集中してみてください。異なる感性や個性が融合することによって、新たな音楽が生まれてくるのだと思います。今日の音楽を通じて、新しいデザインを作り出すためのヒントにしてもらえれば、と思います。この中から、世界に通じる 真のプロフェッショナルが育っていくことを期待してます」と述べた。