日理株式会社(有馬公明社長)は、1月6日、東京・千代田区の帝国ホテルで東京・南関東地区代理店・メーカー共栄会合同新年会を開催した。
冒頭あいさつに立った有馬社長は「昨年は年初から災害や事故、さらには長引く戦争、衆議院総選挙、円安、アメリカ大統領の交代と大変革を予感させるような出来事が多くあったが、当社は創業140周年を迎える今年、そうしたことの影響を克服し、業界のお役に立てるようディーラー、メーカーと共存共栄というよりも共働して対処すべきと考えている」とした後「日本人の団塊ジュニアとされる50代人口が800万人を超え、数年経てばこの人たちは定年を迎え、大半の人が働く高齢者になる。こうした層の人を対象として捉えた理容のビジネス『イケおじ』量産計画を昨年から推進しており、『白髪ぼかし進化バージョン』等多くの提案、そしてサロンの値上げを後押しするためのセミナー開催も加速させ、今年を変化ではなく進化する年にするためにチャレンジし、皆さんとともに行動していきたい」とあいさつした。
続いて東京・南関東地区代理店を代表し、全国理容用品商組合連合会・吉田博理事長が昨年末、成功裏に開催できた「理容まつりin浅草」協賛に対するお礼を述べた後、「今年は大阪万博開催年、業界も祭りあるところ繁栄ありで、イベント開催の後押しをしていきたい。今年の干支巳年にちなんで脱皮しなければならない」とあいさつした。次いで、メーカー共栄会を代表してホーユー株式会社・佐々木義広代表取締役執行役員プロフェッショナルカンパニープレジデントの発声で乾杯が行なわれ新年祝賀の宴へとつないだ。
なお、中締めは日理・大村達夫専務が行ない、三本締めで閉会となった。