第6回理事会「全国理容連合会東北会議」開く

全国理容連合会(大森利夫理事長)は、11月18日、東日本大震災「あれから10年」事業・教訓句碑除幕式に引き続き、宮城県仙台市のホテルメトロポリタン仙台で、第6回理事会東北会議を行ない、第74回全国理容競技大会の要項等重要議案が審議され全議案とも承認された。

主な内容は、令和3年度の決算見通しについては、剰余金処分額が約4,200万円となる見込みで、その財源をもとに「第6波コロナ対応・デジタル化推進費」として5,000万円を47都道府県に助成する。令和4年度の基本方針については、連合会費は450円に据え置くも、新型コロナ対応等、必要な事業に対し適切な予算措置を行なう旨が示された。

第74回全国理容競技大会は、令和4年10月17日に秋田県秋田市の秋田県立武道館で開催されるが、その競技種目および大会要項が決定した。(要項は連合会ホームページに掲載予定)令和3年度上半期事業報告では、ポストコロナ対応特別推進費として1億4,000万円を47都道府県組合に支払うとともに、顧客への安全・安心をはじめ理容業の経済回復に向けての取り組み他「あれから10年」事業、オリパラ組織委員会との連携により選手村ヘアサロン開設・運営に協力し、日本の理容の良さを国内外のアスリートにアピールしたことなど、上半期の事業内容が詳細に報告され、いずれも異議なく承認された。