学校法人 国際文化学園(平野徹理事長)国際文化理容美容専門学校渋谷校/国分寺校(荘司礼子校長)は3月9日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで『春季卒業式』を挙行した。
式典は開式の辞、国歌斉唱ではじまり、卒業証書授与、賞状授与、武市猛雄賞には横山真由(渋谷校)、福野千波(国分寺校)が選ばれた。なお、ふたりとも最優等賞も受賞している。
引き続いて、荘司校長が「積み上げられてきた、この2年間が土台となる。これからの道が本来の目標。土台をもとに、目の前の現実を受け入れる。そしてとにかく前に進むこと。持っている技術を誇りに思い、自信を持って、次の場所で、強い精神力でその場に根を下ろしてほしい。みなさんは人様と合わせることができる。笑顔が周りを幸せにする。これからも笑顔を持って、2年間のことを土台に、強い精神力で、動じない自分を持って進んでほしい」と訓辞。
また平野理事長は、「みなさんは尽くす心の話を一度も聞かないまま、今日まで来たと思う。それは“しなさい”といわれるものではないから。やはり相手の立場になって考え、実践することで周りが幸せになる。この尽くす心の前提は親孝行。日常の中で、きちんと接していけるように過ごしてほしい」との言葉を贈った。
次いで蒲生 茂(株)ガモウ代表取締役執行役員会長、清水 悌(株)クランツ取締役、佐藤 律AXIS代表取締役、雨宮愼一ビューティービジネスグループ (株)オールビューティー社代表取締役、トニー タナカ(株)トニーズコレクション代表取締役社長、ヒロ・マツダTHE BARBER代表ら来賓からの祝辞。
その後、在校生を代表して国分寺校1年の福田璃子さんが、「先輩方と出会い、その背中を見て過ごし、成長できた毎日は、一生の宝物。先輩方がしてくださったことを受け継ぎ、後輩たちの目標になれるよう努力していく」と述べた。
『贈ることば』を受け、卒業生を代表して渋谷校2年の横山真由さんが、感謝のことばとして「何よりも伝えたいのは理事長先生、校長先生をはじめ、支えてくれた多くの先生方への感謝の想い。またいつも競い合い、励まし合い、ともに泣き、ともに笑い、多くの時間を共有した仲間たちの存在。そしてつねに味方でいてくれた両親に感謝している。これから新たな一歩を踏み出す。国際文化で学んだ技術、精神、尽くす心を常に忘れず、日々、邁進していく」と涙まじりに語ると閉式となった。