タカラベルモント(株)(吉川秀隆会長兼社長)は「エステシモ」フェイシャルスパシリーズ『プレサート』の化粧水と美容クリームの処方と名称を変更し、「エナファイン ローション(化粧水)」「エナファイン コンク(美容液)」として、6月15日にリニューアル発売。それに先駆けて6月6日、「エステシモ」の新製品発表会をオンラインで開催した。
両製品は天然フラボノイド系の成分である「αGルチン」により、肌の保湿能をサポートする同社の先進基幹技術を搭載している。肌すみずみ(角質層)までうるおいで満たし、うるおい高まる肌に導くという。
発表会では同社の化粧品事業部化粧品研究開発部第一研究所マネージャーの中嶋礼子さんが、皮膚の老化原因が幹細胞がダメージを受けることにあることと、幹細胞を活性化させるために新たに発見されたαGルチンについて解説した。αGルチンは、エンジュという植物に由来するフラボノイド系の成分。幹細胞は肌の内側の基底層に存在し、紫外線やストレスなどでダメージを受けて減少しているとそのまま表面にあがってくるので、うるおいや強度などが充分でない肌がつくられていく。これが皮膚の老化の仕組みであり、αGルチンはこの幹細胞を選択的に活性化させ、肌になるための基礎をしっかり整えてターンオーバーとともに健康な構造の肌をつくる。
続いて同社化粧品マーケティング部化粧品広報課の宮崎瞳さんが、新製品について詳しく説明した。新製品開発の背景について、宮﨑さんは「コロナ禍でマスク着用が増えて、肌の状態が悪くなっている人が多いことに着目。マスクの摩擦と外したときの急激な水分蒸発でバリア機能が低下し、乾燥、肌荒れが進行している。過酷な外部環境にも揺らがないよう根本的に乾燥肌を解決できるスキンケアを目指し、プレサートの化粧水と美容クリームのリニューアルに着手した」と述べた。
肌本来のうるおいを高めることが必要と考え、『プレサート』「エナファイン ローション」「エナファイン コンク」は、二つのポイントにこだわったという。一つ目は肌自らうるおいを生み出す力を高めること。二つ目は肌にもともと備わっているうるおい成分を補給し、バリア機能をサポートすること。健康でうるおいのある肌は肌自ら保湿成分を生み出し、角質層にうるおいを蓄えておける。しかし、年齢とともにターンオーバーが低下することで、うるおいを生み出す力も低下する。「エナファイン ローション」「エナファイン コンク」はαGルチンにより、うるおいを生み出す力をサポートする。肌の保湿の主体は角質層が担っており、角質層はNFM(アミノ酸などの転園保湿因子で水分保持機能の中心的役割)と、細胞間脂質(セラミドなどの脂質で強力なバリア機能と水分保持機能)がしっかりと働くことで、うるおいが一定に保たれている。外部刺激によってうるおいが失われると、水分を抱えられず乾燥肌になる。『プレサート』「エナファイン ローション」には保湿因子NMFに含まれるアミノ酸組成をベースにしたアミノチャージを配合。「エナファイン コンク」には細胞間脂質のうるおい成分に近いバイオセラミド(天然ヒト型セラミド)を配合している。バイオセラミドは、天然の醸造発酵粕から精製。保水力・バリア機能改善効果は合成ヒト型セラミドの3倍、天然植物セラミドの15倍という高い効果がある。『プレサート』「エナファイン ローション」「エナファイン コンク」を合わせて使用することで、乾燥が進んだ肌でもうるおいの持続効果が期待できる。また、両製品を10日間使用した検証では、毛穴の開きは14%減少し、シワは40%減少したという。
プレサート エナファイン ローション 〈化粧水〉
145mL 6,600円 (メーカー希望小売価格・税込)
※エステシモプレミアムサロン専売品
※アルコールフリー
※敏感肌パッチテスト済
すべての方に皮膚刺激が起こらないということではありません。
〈香り〉華やかなジャスミンにクローブ、タイムのさわやかな甘さをプラスしたラディアントな香り
プレサート エナファイン コンク 〈美容クリーム〉
55g 6,600円(メーカー希望小売価格・税込)
※エステシモプレミアムサロン専売品
※アルコールフリー
※敏感肌パッチテスト済
すべての方に皮膚刺激が起こらないということではありません。
〈香り〉心落ち着くラベンダー、スイートオレンジにすっきりとしたユーカリをブレンドしたアンジェリクな香り
αGルチン「アルファジールチン」 グルコシルルチン(保湿)