高齢者増加をプラス要素に!
日理株式会社(有馬公明社長)は、1月5日、東京・千代田区の帝国ホテルで、東京・南関東地区ニチリ代理店ならびにメーカー共栄会合同新年会を開催した。
手指消毒とマスク着用が徹底される中、有馬社長は「コロナは収束せず、加えてあらゆるものの値上がりが続いている昨今、キャッシュレス、ペーパーレス化が進み、業界も否応なくこれに追随しなければならない。そうした中で生き残るには、今後数年で全人口の3割を超える65歳以上の働く高齢者層に向けて何を売るかが重要になってくる。定年後も働くこの世代に人たちは、格好もさることながら“癒し”は欠かせないメニューとして捉えている。今まで以上に喜んでもらえる提案で、サロンに役立つ日理として一歩づつ前進していきたい」とあいさつした。
続いて代理店を代表し、全国理容用品商組合連合会・吉田博理事長は、昨年末に行なわれた「理容まつり」協賛のお礼を述べた後、「物価高が続く世の中だが、理容料金をもっと上げられるように働きかけていきたい」とあいさつ。次いでメーカー共栄会・阪本昇次幹事長の発声で乾杯が行なわれ新年祝賀の宴へつないだ。